と言う訳で後半。
TOP-5、そしてトホホ3を一気に紹介します!
第5位『ドラゴン・タトゥーの女』
久々にフィンチャー監督の大当たり作品!
早い話が北欧版『犬神家の一族』に、実に苦いラヴ・ストーリーを絡めた本作。
このアレンジがいかにもハリウッド的だが、個人的にはコレは逆に成功だったと思う。
とにかくリズベット!!
演じたルーニー・マーラ、個人的にはリメイク版『エルム街の悪夢』の頃から注目してました。
彼女に魅了されてしまっていたので、あのラストの悲痛さは心が痛かった。
フィンチャー、ホンマに続篇を作るんだろうか?!
第4位『悪の教典』
日本映画が、ある意味「暴力映画」の限界を突破してみせた傑作。
今後、世界的にもこのような作品は登場しないと思えてしまう(アメリカでも悲惨な銃による学校襲撃事件が起きたばかり…)。
この様な作品を高く評価する事は、常に賛否両論が付いて回る。
しかし、敢えてこの様な作品を作って世に問う姿勢も必要だと思っている。
貴志 祐介氏には是非続篇を書いて頂いて、再び鬼才三池崇史監督によって映画化して欲しい。
伊藤英明が演じた殺人鬼ハスミン。
それはレクター博士に匹敵する、悍ましく凶々しい新たな「悪」のアイコンが誕生した瞬間でありました。
第3位『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
またまた社会現象と化した「エヴァ」。
今、この時代にあって「エヴァ」と言うシリーズがこれだけ大ヒットする事実が驚異的。
公開時より、新旧のファンから凄まじい賛否両論を呼んだ本作。
「庵野、またやったか!」と、本作を否定する声も多いのも事実かと思います。
ただ個人的には充分面白かったです(笑)。
このインパクトは凄かったし、来る完結に向けて必要な『ヱヴァQ』のダークで救いの無い展開は必要だったかと思います。
全ては完結篇『シン』です。
それに期待しつつ、首を長~くして待っている事にします。
第2位『プロメテウス』
巨匠リドリー・スコット、久々のSF超大作。
「人類の起源」云々と言うのはアレだったが、本作が『エイリアン0』ある事実は変わりない。
圧倒的な映像美、そして近年の巨匠リドリーらしいアクションと凄まじい残酷&グロ描写の融合。
ただ観ていて圧倒されるばかりでした。
個人的にはクライマックスにおける、ヒロイン・エリザベスとエンジニア(+トリロバイト)の戦いをもっと観たかったです。
でもソレは、今後間違いなくリリースされるであろう「完全版」に期待します(笑)。
まだまだ謎を含んだまま終わった本作。
続篇『パラダイス』(あくまでも仮題らしい)を楽しみにしています。
第1位『ダークナイト・ライジング』
今年の映画は…やっぱりコレ。
確かに『アベンジャーズ』は素晴しい傑作でした。
ソレとは全く異なる『ダークナイト』というシリーズが、見事な完結を迎えた事が喜ばしいです。
バットマン/ブルース・ウェインというヒーローの最後、その意志が次の世代に受け継がれるエンディングに泣きました。
アメコミ映画、百花繚乱の時代であります。
「ヒーロー」と言うモノを正面から捉え、その最後まで描ききった功績が大きいと思えます。
『アベンジャーズ』が光であるならば、本作は文字通り「闇」であります。
その「闇」の中にでも、希望を見つける事が出来ると言う展開は本当に感動的でありました。
続きましてトホホ3。
・『アメイジング・スパイダーマン』
う~ん、悪い作品ではないんですが…。
コチラの期待が高かっただけに、わざわざ「再起動」した新しい要素を見つける事が出来なかったのが痛い。
・『プロメテウス(日本語吹き替え版)』
コレは映画会社に対する「警鐘」。
他の声優陣の演技は完璧だったが、演技もロクに出来ない素人が作品の全てを台無しにしてしまった。
ただ安易に話題作りの為に、タレントの声優起用…ましてや主人公に迎えると言う愚行に及んだ映画会社と関係者は反省すべし。
ソフトの不買運動にまで発展し、結果的に誰も得はしない。
今後、この様な「悲劇」が起きない事を心から願います。
・『スーパーヒーロー大戦』
今年、ダントツのトホホはコレ。
せっかく実現した「夢の企画」なのに…。
『アベンジャーズ』と言う作品を観れば、本作がいかに粗悪な駄作であるかが良く判る。
ハリウッドの超大作と、日本の特撮ヒーローを比較するのが間違っているとは思わない。
要は作り手側の姿勢が問題。
お子様向けの映画だから適当で良い?
日本の特撮ヒーローは、この程度のモノ(玩具&ソフトを売る為)だと言いたいのか?!
ふざけるな!!
そんな安易な姿勢がブランドとして「ヒーロー」の価値を落し、ソレが結果的に興行的な下落につながっていくのだ。
お子様向け映画だからこそ、しっかりと作り込まないといけないと思う。
『ウルトラマンサーガ』を観るがいい。
同じ日本のヒーロー映画として、その完成度に雲泥の差がある。
日本独自の誇るべき「ヒーロー文化」を、一握りの無能な馬鹿が崩壊させて行くのはファンとして許せないと思えて悲しくなってしまった。
ってな訳でBEST-10、そしてトホホ3でした。
他にも『ドライヴ』、『MIB3』(コレってシリーズ最高傑作では?)、『アイアン・スカイ』。
そして『宇宙戦艦ヤマト2199』、『Celebration Day / 祭典の日 (奇跡のライヴ)』等々と言った素晴しい作品もありました。
個人的には『ザ・レイド』を観逃したのが痛かった…。
しかし並んだ作品、相変わらず偏ってますね(自嘲)。
来年も期待作・注目作が目白押しです。
その多くをしっかりと劇場で観たいと思います。
現時点で2013年度、暫定1位は『パシフィック・リム』でありますが(笑)。
バカで、悪趣味なブログかもしれません。
好き放題の言いたい放題かと思います。
でも、それも「楽しい」と思って頂ける方と楽しみを共有出来れば幸いです。
来年も、このブログをよろしくお願いします!!
TOP-5、そしてトホホ3を一気に紹介します!
第5位『ドラゴン・タトゥーの女』
久々にフィンチャー監督の大当たり作品!
早い話が北欧版『犬神家の一族』に、実に苦いラヴ・ストーリーを絡めた本作。
このアレンジがいかにもハリウッド的だが、個人的にはコレは逆に成功だったと思う。
とにかくリズベット!!
演じたルーニー・マーラ、個人的にはリメイク版『エルム街の悪夢』の頃から注目してました。
彼女に魅了されてしまっていたので、あのラストの悲痛さは心が痛かった。
フィンチャー、ホンマに続篇を作るんだろうか?!
第4位『悪の教典』
日本映画が、ある意味「暴力映画」の限界を突破してみせた傑作。
今後、世界的にもこのような作品は登場しないと思えてしまう(アメリカでも悲惨な銃による学校襲撃事件が起きたばかり…)。
この様な作品を高く評価する事は、常に賛否両論が付いて回る。
しかし、敢えてこの様な作品を作って世に問う姿勢も必要だと思っている。
貴志 祐介氏には是非続篇を書いて頂いて、再び鬼才三池崇史監督によって映画化して欲しい。
伊藤英明が演じた殺人鬼ハスミン。
それはレクター博士に匹敵する、悍ましく凶々しい新たな「悪」のアイコンが誕生した瞬間でありました。
第3位『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
またまた社会現象と化した「エヴァ」。
今、この時代にあって「エヴァ」と言うシリーズがこれだけ大ヒットする事実が驚異的。
公開時より、新旧のファンから凄まじい賛否両論を呼んだ本作。
「庵野、またやったか!」と、本作を否定する声も多いのも事実かと思います。
ただ個人的には充分面白かったです(笑)。
このインパクトは凄かったし、来る完結に向けて必要な『ヱヴァQ』のダークで救いの無い展開は必要だったかと思います。
全ては完結篇『シン』です。
それに期待しつつ、首を長~くして待っている事にします。
第2位『プロメテウス』
巨匠リドリー・スコット、久々のSF超大作。
「人類の起源」云々と言うのはアレだったが、本作が『エイリアン0』ある事実は変わりない。
圧倒的な映像美、そして近年の巨匠リドリーらしいアクションと凄まじい残酷&グロ描写の融合。
ただ観ていて圧倒されるばかりでした。
個人的にはクライマックスにおける、ヒロイン・エリザベスとエンジニア(+トリロバイト)の戦いをもっと観たかったです。
でもソレは、今後間違いなくリリースされるであろう「完全版」に期待します(笑)。
まだまだ謎を含んだまま終わった本作。
続篇『パラダイス』(あくまでも仮題らしい)を楽しみにしています。
第1位『ダークナイト・ライジング』
今年の映画は…やっぱりコレ。
確かに『アベンジャーズ』は素晴しい傑作でした。
ソレとは全く異なる『ダークナイト』というシリーズが、見事な完結を迎えた事が喜ばしいです。
バットマン/ブルース・ウェインというヒーローの最後、その意志が次の世代に受け継がれるエンディングに泣きました。
アメコミ映画、百花繚乱の時代であります。
「ヒーロー」と言うモノを正面から捉え、その最後まで描ききった功績が大きいと思えます。
『アベンジャーズ』が光であるならば、本作は文字通り「闇」であります。
その「闇」の中にでも、希望を見つける事が出来ると言う展開は本当に感動的でありました。
続きましてトホホ3。
・『アメイジング・スパイダーマン』
う~ん、悪い作品ではないんですが…。
コチラの期待が高かっただけに、わざわざ「再起動」した新しい要素を見つける事が出来なかったのが痛い。
・『プロメテウス(日本語吹き替え版)』
コレは映画会社に対する「警鐘」。
他の声優陣の演技は完璧だったが、演技もロクに出来ない素人が作品の全てを台無しにしてしまった。
ただ安易に話題作りの為に、タレントの声優起用…ましてや主人公に迎えると言う愚行に及んだ映画会社と関係者は反省すべし。
ソフトの不買運動にまで発展し、結果的に誰も得はしない。
今後、この様な「悲劇」が起きない事を心から願います。
・『スーパーヒーロー大戦』
今年、ダントツのトホホはコレ。
せっかく実現した「夢の企画」なのに…。
『アベンジャーズ』と言う作品を観れば、本作がいかに粗悪な駄作であるかが良く判る。
ハリウッドの超大作と、日本の特撮ヒーローを比較するのが間違っているとは思わない。
要は作り手側の姿勢が問題。
お子様向けの映画だから適当で良い?
日本の特撮ヒーローは、この程度のモノ(玩具&ソフトを売る為)だと言いたいのか?!
ふざけるな!!
そんな安易な姿勢がブランドとして「ヒーロー」の価値を落し、ソレが結果的に興行的な下落につながっていくのだ。
お子様向け映画だからこそ、しっかりと作り込まないといけないと思う。
『ウルトラマンサーガ』を観るがいい。
同じ日本のヒーロー映画として、その完成度に雲泥の差がある。
日本独自の誇るべき「ヒーロー文化」を、一握りの無能な馬鹿が崩壊させて行くのはファンとして許せないと思えて悲しくなってしまった。
ってな訳でBEST-10、そしてトホホ3でした。
他にも『ドライヴ』、『MIB3』(コレってシリーズ最高傑作では?)、『アイアン・スカイ』。
そして『宇宙戦艦ヤマト2199』、『Celebration Day / 祭典の日 (奇跡のライヴ)』等々と言った素晴しい作品もありました。
個人的には『ザ・レイド』を観逃したのが痛かった…。
しかし並んだ作品、相変わらず偏ってますね(自嘲)。
来年も期待作・注目作が目白押しです。
その多くをしっかりと劇場で観たいと思います。
現時点で2013年度、暫定1位は『パシフィック・リム』でありますが(笑)。
バカで、悪趣味なブログかもしれません。
好き放題の言いたい放題かと思います。
でも、それも「楽しい」と思って頂ける方と楽しみを共有出来れば幸いです。
来年も、このブログをよろしくお願いします!!
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