えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

観光列車ながら

2023-08-27 | お気に入り
下呂温泉に泊まった翌朝、驚くことに寝坊しました。
と言いますのも、私は目が何度か覚めたのですが、真っ暗なのでまだ寝なきゃと思って何度も目をつぶったのでした。
そうしたら遮光カーテンで、起きたのは8時。
6時半に起きるつもりであったのですが、1時間半遅れでしたので朝湯はナシとなりました。
急いで朝食を済ませ、ダッシュで駅に向かいます。
下呂から郡上八幡まではバスで送ってくれるので、その時間があるので急いだのです。

80分程度かかるといい、途中景色の良い山間を走ります。
途中、運転手さんが今年の郡上八幡は暑いですよと脅します。
脅しでもなんでもなく、今年の日本列島最高気温を先日記録したばかりとか、、
今日も36度は行きますよなんて、、
順調に郡上八幡に到着し、郡上八幡城を目指します。
雲上の城という雰囲気の城は、徒歩18分、タクシー利用で8分とか。
暑いので、登りだけでもタクシーの方がいいですよと教えてもらいタクシーを待つこと20分。
タクシーに乗り込んで、グイグイ上って駐車場で降りて城へ向かえばもう汗びしょです。

天守閣まで登れば、もうぐちょぐちょなほど。
山間の城ですから、松山城の様な見晴らしはありませんが、日本最古の木造再建城ギシギシと木が鳴るのが印象的。
街中からの眺めが素晴らしいお城です。

そしてお待ちかねの「ながら」、郡上八幡駅に向かいます。
郡上八幡駅というところ、長閑な駅で酒屋の他、1件の喫茶店しかありません。
駅構内に、ちょっとしたカフェがあり、そこで蕎麦やラーメンが楽しめますので軽く1杯。
そうして待つこと30分、食後のスイーツタイムの始まりです。
いかにも特別列車という風情の客車に目じりが下がり、乗り込めばその装飾に驚く。
1車両19席限定のスイーツ列車鮎号に乗りました。
レストランにでも来たかのような重箱に入るスイーツは盛りだくさん。
車窓には、美しい長良川が流れ、緑緑しい山に赤い橋梁が見事です。
珈琲、紅茶、ほうじ茶各種温・冷共にフリードリンクのお替り自由です。
最初に珈琲を1杯いただいて、別料金のアルコールメニューをいただきます。
ビールにワイン、地元の厳選された日本酒まで何でもあり、スイーツにお勧めはワインと言う方が多いとか。
ではと、ながら限定の赤ワインをハーフボトルでいただきました。
1時間半ほどの乗車が、これほど心地よく過ごせたことはありません。
ビールでも、日本酒でもお替りをしてしまったと思いますが、ハーフボトルという量が良かった。
スイーツと、ほろ酔い加減で揺られながら景色を楽しむ贅沢を楽しみました。

終点は、美濃太田。
ここからは、高山本線で名古屋に向かいます。
名古屋の乗り換えをわざと時間をずらし、名古屋を少し楽しみます。
高島屋で開催していた「遊園地のはなこさん」で涼を取って、早めの夕食「ひつまぶし」です。
事前に予約しておいた店にきっかり10分前に到着し、今度はビールとタコブツで乾杯。
喉を潤し、さぁ旅の締めくくり「ひつまぶし」です。
ここの店は関西風の蒸しは無し、遠火の強火は備長炭。
カリっと出来上がるうなぎは美味い。
家族は味の濃いまま食べるそのままがいいと言いますが、私はやはりだし汁をかけたもので締めたいほどひつまぶしが好きである。
機会が無くて30年ぶりに降り立った名古屋、駅前はすっかりと様変わりしていました。
のぞみで1時間半、本当に新幹線は快適で速い。
車の旅行もいいですが、車よりも美味しい店を探しやすいのが公共交通機関でしょうか。
駐車場に縛られないのがいいし、渋滞を加味しなくていいからイライラしません。
特急ひだにも初めて乗りましたが、思っていたよりも3倍くらいスマートできれいな車両で速かった。
こんなにいい列車が沢山あるのですから、車を置いてじゃんじゃん使って出かけようではありませんか、と自身に言い聞かせる。

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