えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

T-ROC

2020-07-20 | 車関連
イグニッションをオンにすると光る顎の縁取り、そこが特徴的なT-ROCを見に行きました。
先日、T-crossと間違えた事に修正舵を入れるような素早い行動であります。

店に伺えば、クロスとロックが並んで置いてありました。
全長も思っていたほど変わらず、全幅はグリルの薄いROCの方が視覚的にもワイドに見えます。
但し、SUVというカテゴリーとして考えるならば、クロスの方がそれらしいと大方の人は感じるでしょう。
Q3スポーツバックの兄弟車であるが故に、スタイルに振ってしまったのはもったいなかったと私は思います。

そのエクステリアとは裏腹に、質実剛健な走りは健在です。
ティグアンで大人しく感じたデチューンされた2Lディーゼルターボは、この重さと大きさにはベストバランスではないかと思う程に気持ちいい。
ツインクラッチの制御にギクシャク感は多少ありますが、踏んだ際の力強さは十分満足できるものでしょう。
何にしても、1430㎏というウェイトが効いていると思われます。
雪国で使うのでなければ、後に4WDが出たとしても、150馬力版であったならFFの方が軽やかでマッチするのではないかと思う程にバランスのいいものです。
ディーゼル特有のノイズもBMWよりも気になりません。
ゴルフ全般に言えるものですが、あと少し安ければバリューを感じられるのだと思います。
実質的なエントリーモデル、スタイルデザインパッケージが405万からというのは、高くはないが安くもないと感じます。
このあたりのVWのモデルに更なるプレミアム感を欲しませんが、価格だけは上昇している気はします。

私には細身過ぎるステアリングと軽すぎる操作感あたりが改善すればと思います。
楽ではあるのでしょうけれど、今一つ操っている感が足りない様に感じます。
私が今回思ったのは、CrossとRocの発売順は、逆の方が良かったのではないかという事です。
ポロベースとはいえ、見た目も小さな3気筒モデルのCrossはさしてインパクトのあるものではありませんでした。(ましてや日本においてはロッキー&ライズがありますし)
どちらかというと、各媒体で前知識のあったRocの方が認知度は高かったと思います。
今の時期ですと、Q3スポーツバックも見たいと感じてしまう方も多いでしょうし、スタイルとしては明らかにQ3の方がまとまっていると思います。
とはいえ、ルーフとの2トーンが選べたりとなかなかマーケットを押さえたモデルでありますので、健闘を期待します。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 不満(ギャザズ編) | トップ | KICKS(NISSAN) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

車関連」カテゴリの最新記事