えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

カービングたるや

2016-03-24 | お気に入り
本当のカービングターンというものを、知れた気がする今回の富良野、大変有意義でありました。

20年以上基礎スキーを続け、ブランクのあった時期にカービングが生まれ、時代は変わった。

暫くはカービングも買わず、スキーへも行かない時期が6年くらいあっただろうか。
会社の同期に誘われて、スイスへと行ったのが20年近く前。
そこでカービングに出会った。
しかし、長さやサイドカーブが違うのは分かるが、その短くも安定性のあること以外には大して変化を知る事は出来なかった。
その頃、カービングの技術革新が盛んな頃であって、世間の流れに遅れまいと翌年にディナスターを購入したのをよく覚えている。

大変乗りやすい板で、スキー熱再びと楽しんだ。
サイドカーブとその短さゆえに小回りのレスポンスに酔いしれた。
今思えば、道具変わって主変わらずといったものであったと思うのです。
もちろんカービングの板であっても基礎的な滑りは出来ますが、カービングターンというものをはっきりと理解できていなかったと今更ながらに感じます。

前にも書きましたが、究極はスピードを殺さずにターン前半に手を着ける位に内傾を伴うものでしょう。
イメージとしては、スーパーG辺りをマイルドにしたものを思い浮かべます。
何よりも大切なのはスピードであったと、本当の意味で気が付いたのです。
こんな事、なぜもっと早く気がつかなかったのか。
いや、ギアとゲレンデのコンディション、そこに己の意識が加わってこそ完成し得るものかもしれない。

ハイスピードの中、前傾を深く取り、腹の下で左へ右へと組み替える際、力まずにフラット地点を通過する様が大変気持ち良いのです。
あーこれが競技などで見ていた足さばきに通ずるものなのだなぁと。
強引なようですが、車もスキーもある程度のスピードを伴わないと感ずることができない領域があるのは同じでしょう。
スキー世代がシニアとなってスキー場に多くいらっしゃる。
これホント、私たちが大学生の頃は信じられない光景かも知れません。
65歳以降の男女のグループなども当たり前に見かけるのは頼もしいの一言に尽きます。
今年、ターン途中に無理やりではありますが、手を付ける程にスピードに乗ったカービングターンができる様になりました。
間違いなく昨年よりも進化した今年、来シーズンが待ち遠しい。

買ってしまうかもしれない、VワークスBMT94

スキー篇は今回で終わります。
週末は、お楽しみにしていた車種の試乗に向かいます。
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