えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

復活のアコード(試乗編)

2024-06-18 | 車関連
「アコードが立派になってしまった」なんて事は聞き飽きたし、語り飽きたものです。
レジェンドが無いならば、そりゃ高級にもなりますよって事でしょう。
国内販売が復活したアコードですが、新型モデルの投入で北米人気にあやかれれば良いと思います。

アコード云々以前に、カムリまで国内販売を終えたのですから、セダンは本当に売れないのでしょう。
トヨタの場合、兄弟車であったESがありますのでFFのアッパーサルーンは任せたのでしょう。
我々世代にはいまだ馴染めないことに、今や日産も三菱もマツダもこの手のセダンを探すことはできません。(スカイラインはFRカテゴリーとして)

儲かるはずもないこの手の車両をなぜ再投入したのか。
月販200台という月販目標では儲かるものではないのでしょう。
私が考えるに、一つは既存のお客への義理、もう一つは廉価モデルばかりのホンダというレッテルを張られたくないのではと思うのです。
オデッセイの再販もそうですが、アコードなどは本当の1グレード販売です。
オプションで考えるとすれば、ドラレコくらいのものです。
かつてのホンダのやり方(販売店オプションを重視した)では考えられない仕様となっています。

話は長くなりましたが、試乗させていただきました。
シビックのeHEVとほとんど同じようなパワートレーンであるアコード。
当然にこちらの方が大きく重くWBも長いもの。
とは言え1580㎏ですから、今の時代重いといモノではありません。

5Mを少し切るだけとなった全長は伸びやかで、それなりに長さは感じますが重さは感じません。
長い坂道を2度上りましたが、モーターがいい仕事をします。
エンジンが唸りを上げる事もなく、常識的な乗り方では不足は感じないでしょう。
そして何と言っても2830㎜あるホイールベースから来る乗り心地の良さは快適であり、遮音の効いた室内もいい。
スポーツを推していることもなく、ダルいわけもないステアリングは、何とも疲れずに乗りやすいと感じます。
180㎝の者が4名乗っても窮屈でないという室内は、その言葉に嘘偽りはなく十分すぎるほどの空間がある。

定価が544万となりますが、2020年まで発売していたアコードハイブリッドが417万で買えた事がお得だったと思います。
クラウンという柄でもなく、ESは無駄に高いと感じる方に、さりげなく快適に乗れる大人のファストバック風セダンいかがでしょう。
この長いボディは、きっとゴルフ場でも映えるでしょう。(トランクは広大である)

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