えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

待ったなし

2011-01-29 | 車関連
日本の底力を見せて欲しい。

大げさなタイトルではありますが、欧州における日本車の販売台数が韓国(ヒュンダイ・キアグループ)に抜かれたそうです。
これは事件意外に他なりません。
確かに私も、日本でのヒュンダイの失敗を見て、土壌が違うなんて勘違いをしてきた一人であります。

これは、ある意味似たようなジャンルに分類されるメーカーであったから受け入れなれなかったのだ、という事になるのでしょうか。
つまり、欧州の人たちは東洋のお得な自動車メーカーくらいの認識でしかないという事なのかもしれません。
レクサスも米国と違い、プレミアムブランドとして確立さえされていない彼の地では、コストパフォーマンスの悪い、デザインのイケテナイ ブランドであると聞く。
確かに走りも悪いし、あのオモテナシ料金を含んだ価格は許せないだろう。
プリウスといい、レクサスといい、つくづく日本という国は亜米利加に向いているのだなと、改めて思う。

これからも自動車産業の再編成は続くと予想されています。
そうなった場合、販売台数もそうですが「強み」をもっていなければならないのでしょう。
少なくとも欧州では、これくらいの性能なら少しでもお得な方を選んで韓国勢が勝ったのでしょう。
マツダが昔から欧州で善戦をしているのは承知しておりますが、最低でも大手がもう一社くらい強くないと、新興国に負けてしまいます。
今後、日本車の神話が確立されていない国においては、こういった戦いになることは必至でしょう。
マーチを外で生産する事にしたのは、単にお得感を優先する為でしょうから、泥仕合になることを承知で踏み込んだのだといえます。
この先、スタンダードな車種を海外生産に変えていくことは致し方のないことなのかもしれません。
但し、内燃Egの更なる探求をスローペースにし、HVやEVに矛先を向けている隙に足元をさらわれるのはあまりに辛いと思うのです。

何処の国で作ってもいいから、「VWポロとは開発費が違うから」なんてことは言わないで、真っ向勝負をして欲しいものです。
GT-RやEVO等のマニアックな車種以外でもメイド・イン・ジャパンを知らしめて欲しいと思うのです。

画像はヒュンダイのソナタ。(このショットあたりだと、日本車と見分けつきませんな)
直噴やらツイン・スクロールターボやらで、見た目だけではないようです。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (antonio)
2011-01-30 22:49:02
おっ!きましたね、韓国ネタ。サムスンなどもそうですが、韓国企業は各々その国や地域に適した商品を徹底的に調べつくす。とにかくマーケティング力が優れてるんですな・・
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ハングルはハングリー (スライス)
2011-01-31 21:03:33
いかにもです。やると決めた分野には徹底的なリサーチと投資をしている感が伝わります。

ソナタはマツダとホンダをブレンドした様な雰囲気がありますねぇ。
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