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映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

まとめて映画レビュー

2018年01月26日 | 映画
パディントン2




1作目はかなりハチャメチャなシーンが多かったですが、今回はテーマがしっかりあって(←おばさんとの約束)たくさんの登場人物がそれぞれしっかり描けていたと思います。
また細かな伏線が回収されていたのも『なるほど、そうくるのか!』と楽しめました
これ、結構考えてありまして、各シーンでうまく活かされていたことに驚きましたよ。

飛び出す絵本のロンドンのシーンは素晴らしく、刑務所の中での出来事には大笑い。(パステルカラーで彩られていく刑務所がいい!

いつも映画全体にいつもほのぼのあったかい雰囲気が漂っていて、これこそが『正しいG指定映画』だと思いましたね(笑)

ラストは予想がつくものの、シンプルにその感動が伝わってくるシーンは最高でした!


今回は吹き替え版で観たのですが、ヒュー・グラントの役を斎藤工さんが演じていたとは知らずに観ていました。
まったく何の違和感もなく、声優さんが演じていたと思っていたのでビックリです。
かなりいろいろな声色を使っていたので、知っていたらもっと楽しめたのに~…と、それが残念でした。
前もって知っていたら良かったなぁ…。


希望のかなた




難民問題という難しいテーマを扱っていますが、アキ・カウリスマキ監督らしくいつものように淡々とした作品に仕上がっています。
(様々な困難な状況が描かれますが、どの人物も冷静というか感情的にならないのがカウリスマキ作品
特徴といえましょうか(笑))
これでもかというくらいシンプルで映画全体に抑揚がないのに、それでも監督が言いたいことがきちんと伝わってくるところはさすがです。
コミカルなシーンの描き方もこ監督ならではで独特なのですが、この感覚がたまりません。
いろいろ笑いのシーンはありましたが、不満気にぞろぞろと店から出ていく客たちとしょんぼり申し訳なさそうな店員たちの様子には結構笑いました(笑)
日本の要素あり、かわいい犬(←監督の飼い犬らしい)もいて、今作も楽しかったです。

コメント
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