新婦人王寺支部ニュース2011年9月号発行・・実りの秋、台風１２号の爪痕県下に残し

王寺町本町２丁目王寺小学校周辺　台風の爪痕を県下に残し　秋深まる　萩の花が通学路で話しかける
　

台風１２号は、私たちの住む奈良県下に甚大な被害をもたらし、去りました。
過去には、1982年に王寺町内で大水害が。今回大きな被害に見舞われた十津川村は、過去にも悲劇があり、1889年の大水害被害で、村民の多くが苦渋の選択の末、北海道に移住し新十津川村を開村。

児童文学者で、「ずっこけ３人組」で有名な那須正幹と一緒に創作活動をし、昨年死去された川村たかし。
私も一度お会いし、お話させたもらったことがあります。その川村たかしの作品「新十津川物語」(1977年)。大水害被害実態と村の壊滅状況、北海道移住、「新十津川村」開拓・開村にいたる物語。1991年には斎藤由貴主演で、ＮＨＫテレビ・ドラマに。覚えておられる方もあると思います。
　　　川村たかし
　　　「新十津川物語」
　　　ＮＨＫドラマ「新十津川物語」
　　　那須正幹(まさもと)　　「ズッコケ３人組」

「物語」を思い起こす時、あらためて「東日本大震災」「福島第１原発事故」と、その後の被災地でのみなさんの苦労を思います。
　　　　　　　　
　　　　　　　　
さて、新婦人王寺支部ニュース2011年９月号が出来ましたので、今週の「新婦人しんぶん」ポスト下ろしといっしょにお届けします。支部ニュース編集・発行が新体制になって、４号目です。

今回も３人の編集メンバーで相談し、若いママＳさんのパソコン編集作業・ポスト配達でみなさんのお宅に。忙しい中編集委員のみなさん、本当にご苦労様でした。

支部ニュースにも書いていますが、昨日(9/7)王寺町９月議会総務文教常任委員会が開催され、傍聴をしました。国に対して「原発からの撤退と原発０へのプログラムの策定を求める意見書」審議があったからです。結果は、一部字句修正して原案に賛成多数で委員会可決となり、本会議へ。非常に喜ばしいことです。

さらに、9/9には王寺町議会常任委員会で「ＴＰＰ問題・意見書」審議が予定されています。こちらの方もみなさんで傍聴に参加し、委員会可決を見守りたいものです。

また、新婦人王寺支部特別企画として女性講座 「女医さんに聴く 女性の体のお話」を９月２６日（月）10:00～12:00に予定しています。案内チラシも既に出来上がり、今週号の「新婦人しんぶん」・王寺支部ニュースと一緒に、みなさんのお手元に。

講師は王寺町内で開院されている女医さん。「乳がん」の専門家、執刀医でもあり、「乳腺外来」という本も執筆、書店でも好評のようです。
　
王寺町本町２丁目王寺小学校周辺　通学路に鮮やかなサルスベリの紫・紅・白の花が　生命力あるカンナも