おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

手抜きでごめん晩ごはん、でも、結構いけたか。

2010年09月30日 20時59分56秒 | おうちごはん
帰宅後、野暮用があり、ごはん作りに打ち込めません。
で、手抜きで、今日も鍋だ! と思ったのですが、でもでも、少しは、料理した
気分も味わいたい。ということで、こういうときにぴったりのミートソースを。
いつ帰ってるか分からない家族がいる我が家。
冷蔵庫をあけると、いつも何かしら、食べるものが入っている、これが役立つ
定番メニューです。圧力鍋なら簡単、簡単。


あ、カレーもあった。今日はセレクトメニューね。明日のだしもとったし。

でも、鍋!と言いましたね。で、これも作ったんですよ。

キムチ風鍋。キムチは使わない。スーパーに行くと、あら~、なんで
こんな不要なものを入れているんだろう。化学調味料、着色剤、増粘多糖類とか、
多すぎ。なので、白菜を買って、ざくざく切って、塩もみし、赤唐辛子、豆板醤を
入れて、酢とみりん、昆布も。それをベースにして、バラ肉、かつお節だし、豆腐、
えのきなども。

キッチンに立って、ことことしたり、とんとんしたり、段々心が静かになって
いきます。やっぱり、この時間が大事なのです。

あとは、紫玉ねぎ入りコールスローサラダ

りんご酢とオリーブオイルと塩の味つけで、シンプルに。

オクラ、小松菜。さっとゆでて、かつお節としょうゆで。

所沢の三富新田の横山さんからいただいた、とれたて野菜。

セレクトメニュー、下の息子と娘は、カレーもミートソースも両方でした!

あ~、今日も無事に終わりそう。感謝感謝。
コメント (2)
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パルシステム 薬膳講習会2

2010年09月30日 17時20分34秒 | 食育講座
今日は、パルシステム東京 東大和委員会主催の薬膳講座でした。
今年の2月25日の実習講座に続き、今回は座学の講座です。

タイトルは『毎日のくらしに役立つ台所薬膳と
         子どもの心と体を育てる食育ごはん』

薬膳に食育をからめた、子育て中の若いお母さんが中心の講座です。
まずは、薬膳の考え方で、押さえておきたいことを、手短にお話しました。

◆薬膳とは
  中医学理論に基づき、食物・食薬・生薬を用いた、疾病の治療や
  健康の保持・増進に有効なおいしい料理のことです。
  医食同源という考え方が基本です。治療よりも予防が中心です。

  食べものはすべて、効能・働きがある「薬」です。
  目的・用途に合った食物、調理法を選んで、健康・長寿をめざすのが薬膳です。

◆薬膳の三原則
  ◇季節にあわせる
  ◇体質にあわせる(体調にあわせる)
  ◇風土にあわせる

次に、毎日のごはん作りに生かせる薬膳の考え方と実践方法を、子育ての
場面を通してお話しました。

◇◆台所薬膳 スタートは「ごはんとみそ汁」
   分づき米、雑穀、炊き込みごはんや混ぜごはんで、主食をパワーアップ。
   具だくさんの汁ものがあれば、それだけで立派な一食です。
   穀類、いも類は、補気作用があり、食事の主人公。

◇◆おうちごはんが薬膳に
  自分で作れば、安心、おいしい、経済的。
  家族の元気は毎日の食事が作ります。
  五味五色-味と彩りに変化をもたせれば、さらにバージョンアップ!
   季節に合わせ、体質、体調に合わせて、ごはん作りをしましょう。

こんな風に。
食べ物が身体を作り、食べ方か心を育てるということを、いつもお話しています。

雨の中、沢山のご参加ありがとうございました。
企画運営を進めてくださった、子育てママの委員さんのみなさん、お疲れさまでした!

いつもながら、ご参加の方々の元気、意欲にふれて、こちらがパワーをいただき
帰ってきました。

帰り道。雨の中のオオベニタデ。赤まんまと言われるイヌタデの大型種です。


これも、小さな愛らしい花が咲いていました。


コメント (2)
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