おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

薬膳を楽しむ会 『秋の薬膳』

2010年09月17日 16時56分52秒 | 薬膳講座
今日は、薬膳を楽しむ会『秋の薬膳』講座でした。

新しい会員さんも増えて、楽しくてきぱきと調理ができました。
ご参加の皆さん、ご苦労様でした。

作ったのは。。
・長芋と銀杏の炊き込みご飯
・豆腐とホタテのかき玉スープ
・豚もも肉の梅冷しゃぶ
・小松菜と菊花のくるみあえ
・梨と白きくらげのコンポート

立法は、「潤肺養胃」「滋陰生津」を中心に。

◆秋の養生
 秋は立秋(8月7日ころ)から立冬(11月7日ころ)までの3ヶ月間。
 陽気が減り、陰気が少 しずつ増加する陽消陰長となります。
 外因邪気は燥邪。前半(秋分より前)は温燥、後半は涼燥です。
 秋の臓、肺は、乾燥を嫌い、潤いを好みます。
 口や鼻から外邪がはいりやすく、とてもデリケートな臓器です。
 燥邪は肺を痛めやすいので、食養生は肺の気をととのえ、津液を補い、
 脾胃の調子をととのえ るようにします。
 冬に備え、補益を心がけ、便通にも注意しましょう。

帰りに、ヨウシュヤマゴボウを見ました。
これは、毒草です。子どもが色水を作って遊びますが、注意してくださいね。

紫色がつやつやしていて、きれいですが。


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豚もも肉の梅冷しゃぶ レシピ

2010年09月17日 16時56分27秒 | 薬膳レシピ
◆豚もも肉の梅冷しゃぶ レシピ

 体に潤いを与えてくれる豚肉。
 陰を補う滋陰の働きがあります。
 香りと彩りもよく、気の巡りもよくします。



[材 料]
豚もも薄切り    300g
煮きりみりん    大さじ4
しょうゆ      大さじ2
酢         大さじ1
練り梅       小さじ2
きゅうり      1/2本
赤ピーマン     1個
みょうが      1個
大葉        2枚

[作り方]
①煮きりみりん大さじ2、しょうゆ大さじ2、酢大さじ1/2を合わせて
つけだれを作る。練り梅と煮きりみりん大さじ2、酢大さじ1/2を
合わせて混ぜ、梅ソースを作る。
②豚薄切り肉は、1リットルの水を沸騰させて、さっとゆでる。
  ゆでた豚肉は水気をきって、つけだれをからめる。
③きゅうりはピーラーでたてに薄くひく。赤ピーマンは、千切りに
して、さっと蒸す。みょうが、大葉はせん切りにする。
④器に②の豚肉をつけ汁ごと、こんもりと盛りつける。まわりに
きゅうりと赤ピーマンを彩りよく飾り、みょうがと大葉を上にのせる。
梅ソースをかける。

【効能】 豚肉(甘鹹平/脾胃腎/滋陰) 紫蘇(辛温/肺脾/辛温解表)




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