NPO集改センター(NPO法人 集合住宅改善センター)活動レポート

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第16回 集改塾「外壁タイル補修工事の施工管理について」の報告

2015-08-11 20:27:51 | 集改塾

集改センターより、第16回集改塾の報告をいたします。

8月5日(水曜日、午後7時~8時30分)、16回目の集改塾、テーマ「外壁タイル補修工事の施工管理について」を開催しました。

この日は、塾長&塾生の体験談を基にディスカッションの塾となりました。

 

<塾生(川戸雄貴 ㈱カシワバラ・コーポレーション)の声> 

今回の講義で、私たちは現場代理人として重要な責務を忘れている事に気づかされました。日常業務の中でお客様との接客、書類の作成などに重点を置くあまり、現場をじっくり見て、より良い施工方法、仕様の適正などを見返す時間が無くなっている気がします。

お客様とコミュニケーションを計り、良好な関係性を気付く事は、とても重要な事ではありますが、それ以上に工事のプロとして、長期的に良好な状態が続く施工を提供し、マンションの価値を向上させる事も重要なファクターだと感じました。そのためには、自分自身の知識の引出しを増やし、建築に携わるプロである意識を持つことが大切です。

例えば、今回学ばせていただいた外壁タイルの修繕についてですが、作業員任せになってしまい、なぜ浮いていたのかという原因追究が出来ていない状況があると思います。やはり浮いているには何か原因があり、それを解決して修繕しなければ、本当の意味での修繕にはなっていないのではないでしょうか。

そのためには、施工要領書を作り、現場に合った形に見直し、施工中・施工後の確認を行う必要があります。作業環境においても、改修だから仕方ないと言い訳している事が多々あります。しかし、それを言い訳にして劣悪な作業環境の中でいい仕事を要求するのは、間違っています。今回の講義を通じて、今一度、自分自身のやってきた事を振り返ってみようと思いました。大規模修繕工事に携わって6年・・・。殻を破っていきたいと思います。

今回の講義感じた気持ちを秋の現場にて活かせるよう精進していきたいと思います。

 

<塾長の声>

 この日の塾は、私が7月に東京で受講したセミナー(漏水トラブル対策セミナー)内容と現在工事中のタイル張り外壁の改修工事の現況報告から始まり、塾生の意見交換で終了しました。


 

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