10/16(金)に、トミー・エマニュエル JAPAN TOURの東京公演に行ってきました!
場所は、メルパルクホール。
実は、私はトミー・エマニュエルのことをそんなに知っていた訳ではなく、YOUTUBE
にアップされているアコギの超絶速弾きプレイの映像を観て、気になっていたところ
に、たまたまツアーの広告を見つけ、早速チケットを手に入れた、というわけです。
上の写真にあるパンフレットには、TOMMY EMMANUEL C.G.Pと書かれています。
このC.G.Pって何だか知ってますか? なんと、Certified Guitar Playerの略で、かの
チェットアトキンス本人から授かった称号なんだそう。一体どんな演奏が聴けるのか、
弥が上にも気持ちは高ぶります。
このコンサートに来るのは、やはりギター好きな面々でしょうから、ちょっと客層に
興味があったのですが、意外に老若男女各々ばらけている感じでした。若い女性客
も多く、アコギのファン層・愛好家が増えていることを実感です。ゲストも影響していた
かも知れません。この東京公演には、ウクレレのジェイク・シマブクロ、玄人好みの
ハープギター奏者、ステファン・ベネットも登場、という豪華な内容でしたので。。。
で、コンサートですが。。。
絶句!
もう。。。絶句です!
モノ凄いビート感。サムピックを使ったギャロッピング奏法のド迫力、サムピックを
外して生指フィンガーピッキングによる優しい音色、テクニカルハーモニクスの速さ
と美しさ、そして、フラットピックでのブギ、超絶速弾き。。。
そのモノ凄くてゴキゲンなサウンドは、当り前ですが、口では表現できません(爆)。
これがギター一本による演奏か!?、って、既に使い古された言葉。上には上が
いるもんです。
彼のギターは、どれもトップがボロボロ。特にブリッジからエンドピン側が、広範囲に
渡って塗装が剥がれているのですが、その理由がわかりました。
彼はヴォーカルもとるのですが、歌っている時、左手は指板上でコードをタッピング
で鳴らし、右手はといえば、ブリッジの外側をこすり、シャカシャカとパーカッシブな
音を出しているのです! 。。そりゃあ、ギターが削れるわけです(笑)。
こりゃあ凄いって思っていたら、そんなのはまだ序の口。。。
今度は、ギター全面を叩き出した!目を瞑ったら、完全にパーカッショニストのソロ
だと勘違いします! 最近、ギターを叩いてパーカッシブな音を出す人多いのですが、
これは。。。。。もう次元が違います。
更に、ナットと糸巻きの間の弦を、これでもかとストロークし、挙句の果てには、
ドラムのワイヤーブラシまで飛び出し、ギターのボディやら弦やらヴォーカルマイク
までを叩いてゴキゲンなパーカッションソロ(爆)を奏でます。圧巻!
完全にエンターテインメント。ギター一本でここまで観客を沸かせる人間が他にいる
だろうか。もう、神の領域。。。
押尾コータローも、エリック・モングレインも確かに凄い。そして、彼らに影響を与えた
であろうマイケル・ヘッジズの演奏も、やはり神の領域と思います。 しかしながら、
トミー・エマニュエルの彼と違うところは、カントリーやブルース、ジャズといった音楽を
ベースにしたポピュラーな歌心なのではないか、と私見ながら感じました。 つまり、
判りやすい、ということ。
そうそう、ビートルズのナンバーを結構織り交ぜて演奏してましたよ。
ミッシェル、イエスタデイ、ヒア・ゼア・アンド・エブリホエア、デイトリッパー。。。
まだ、あったかも。
陽気な人柄、心底楽しそうに演奏している彼の姿を見ていたら、最近、ちょっと課題
曲の選曲や演奏姿勢のことで悩んでいたことが、アホらしくなりました。吹っ切れた
というか。。。
そんな気付きもあった、最高にハッピーは夜でした。
そうそう、この日はオープニングアクトがありました。
西山隆行という、日本の若いギタリスト。トミー・エマニュエルがきっかけでエレキ
からアコギに転向したとのことですから、まさに最高の舞台だったのでしょう。
本当に嬉しそうに、さわやかな演奏を披露してました。
それからゲスト。
本編の演奏は、ステファン・ベネットからスタートしました。リゾネーターギターを
使ったスライドギターの演奏から始まり、ハープギターへ持ち替え、数曲を演奏。
初めて聞きましたが、ハープギターの柔らかい音色は気に入りました。
もう一人。ジェイク・シマブクロのウクレレの演奏も超ゴキゲン。この人の演奏も
超絶です。トミーエマニュエルとの息の合ったセッションも、実に楽しいものでした。
もう、完全に心を奪われました。今日からトミーの大ファンです!(軽!)
Toshi
場所は、メルパルクホール。
実は、私はトミー・エマニュエルのことをそんなに知っていた訳ではなく、YOUTUBE
にアップされているアコギの超絶速弾きプレイの映像を観て、気になっていたところ
に、たまたまツアーの広告を見つけ、早速チケットを手に入れた、というわけです。
上の写真にあるパンフレットには、TOMMY EMMANUEL C.G.Pと書かれています。
このC.G.Pって何だか知ってますか? なんと、Certified Guitar Playerの略で、かの
チェットアトキンス本人から授かった称号なんだそう。一体どんな演奏が聴けるのか、
弥が上にも気持ちは高ぶります。
このコンサートに来るのは、やはりギター好きな面々でしょうから、ちょっと客層に
興味があったのですが、意外に老若男女各々ばらけている感じでした。若い女性客
も多く、アコギのファン層・愛好家が増えていることを実感です。ゲストも影響していた
かも知れません。この東京公演には、ウクレレのジェイク・シマブクロ、玄人好みの
ハープギター奏者、ステファン・ベネットも登場、という豪華な内容でしたので。。。
で、コンサートですが。。。
絶句!
もう。。。絶句です!
モノ凄いビート感。サムピックを使ったギャロッピング奏法のド迫力、サムピックを
外して生指フィンガーピッキングによる優しい音色、テクニカルハーモニクスの速さ
と美しさ、そして、フラットピックでのブギ、超絶速弾き。。。
そのモノ凄くてゴキゲンなサウンドは、当り前ですが、口では表現できません(爆)。
これがギター一本による演奏か!?、って、既に使い古された言葉。上には上が
いるもんです。
彼のギターは、どれもトップがボロボロ。特にブリッジからエンドピン側が、広範囲に
渡って塗装が剥がれているのですが、その理由がわかりました。
彼はヴォーカルもとるのですが、歌っている時、左手は指板上でコードをタッピング
で鳴らし、右手はといえば、ブリッジの外側をこすり、シャカシャカとパーカッシブな
音を出しているのです! 。。そりゃあ、ギターが削れるわけです(笑)。
こりゃあ凄いって思っていたら、そんなのはまだ序の口。。。
今度は、ギター全面を叩き出した!目を瞑ったら、完全にパーカッショニストのソロ
だと勘違いします! 最近、ギターを叩いてパーカッシブな音を出す人多いのですが、
これは。。。。。もう次元が違います。
更に、ナットと糸巻きの間の弦を、これでもかとストロークし、挙句の果てには、
ドラムのワイヤーブラシまで飛び出し、ギターのボディやら弦やらヴォーカルマイク
までを叩いてゴキゲンなパーカッションソロ(爆)を奏でます。圧巻!
完全にエンターテインメント。ギター一本でここまで観客を沸かせる人間が他にいる
だろうか。もう、神の領域。。。
押尾コータローも、エリック・モングレインも確かに凄い。そして、彼らに影響を与えた
であろうマイケル・ヘッジズの演奏も、やはり神の領域と思います。 しかしながら、
トミー・エマニュエルの彼と違うところは、カントリーやブルース、ジャズといった音楽を
ベースにしたポピュラーな歌心なのではないか、と私見ながら感じました。 つまり、
判りやすい、ということ。
そうそう、ビートルズのナンバーを結構織り交ぜて演奏してましたよ。
ミッシェル、イエスタデイ、ヒア・ゼア・アンド・エブリホエア、デイトリッパー。。。
まだ、あったかも。
陽気な人柄、心底楽しそうに演奏している彼の姿を見ていたら、最近、ちょっと課題
曲の選曲や演奏姿勢のことで悩んでいたことが、アホらしくなりました。吹っ切れた
というか。。。
そんな気付きもあった、最高にハッピーは夜でした。
そうそう、この日はオープニングアクトがありました。
西山隆行という、日本の若いギタリスト。トミー・エマニュエルがきっかけでエレキ
からアコギに転向したとのことですから、まさに最高の舞台だったのでしょう。
本当に嬉しそうに、さわやかな演奏を披露してました。
それからゲスト。
本編の演奏は、ステファン・ベネットからスタートしました。リゾネーターギターを
使ったスライドギターの演奏から始まり、ハープギターへ持ち替え、数曲を演奏。
初めて聞きましたが、ハープギターの柔らかい音色は気に入りました。
もう一人。ジェイク・シマブクロのウクレレの演奏も超ゴキゲン。この人の演奏も
超絶です。トミーエマニュエルとの息の合ったセッションも、実に楽しいものでした。
もう、完全に心を奪われました。今日からトミーの大ファンです!(軽!)
Toshi
コメントありがとうございます。
仰る通り、LIVEでのTOMMY EMMANUELのギタープレイは、
まさに「壮絶」ですね。
「壮絶」なんですけど、歌心に溢れているのですよね。
憧れます。
また、遊びに来てください。
Toshi
TOMMY EMMANUEL氏の名前は知っていましたが…そうでしたかぁ~
ボクはエレキメインなんですが
壮絶なアコギプレーは本当に
そのスタイルといい、迫力といい
憧れます…でも
自分には残念ながら無理だな、と(..)
Guitaristにポピュラーな歌心
ボクもこれもの凄く大事だと思ってます!
TOMMY EMMANUEL、、、早速Getしてみます♪
ありがとうございました☆彡
へー、og3さんもハマッていたんですかー。
いやあ~、遅ればせながらハマりました。
何かしらの影響を受けるか、とっとと飽きるかは分かりませんが、
私もCD、DVDを集めて、暫くトミー漬けになってみようかな(笑)、
と思ってます。
でも、og3さんのコメントを見ると、ホントに凄い人なんですね、この人。。。
Toshi
私も2~3年前にハマってました。
輸入版のDVDを買って、飽きるまで見てましたね。
初来日の公演に行けなくて悔しい思いをしました。
目が充血するほど?真似してみましたけど、彼の手癖までは無理だと気づき、やめました。
大男ゆえ手もでかく、低音弦で楽々と左手の小指を使ったり、中指の第二間接を使った運指なんて人間の創造を超えています。
そんなことやってたら、自分のPlayを失いそうなのですね。