75 ラーネスの墓
最終蓮。
これに対して、池澤は、こう註釈している。
この註釈のことばは強い。
カヴァフィスもまた「個人」を主張した詩人だ、とわかる。
「高橋睦郎『つい昨日のこと』を読む」を発行しました。314ページ。
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最終蓮。
しかしおまえのラーネスはおのれの美を貸しはしなかった。
語気も強く彼は言ったではないか、
ヒュアキントスでも誰でもなく、アレクサンドリアの
ラメティコスの子ラーネスをこそ描け、と。
これに対して、池澤は、こう註釈している。
これは神話の時代から個人の時代への推移とも考えられる。ラーネスはギリシャ系の名だがラメティコスはエジプト名であり、マルクスはローマである。そのような渾沌の時にこそ反抗する個人が出るのかもしれない。
この註釈のことばは強い。
カヴァフィスもまた「個人」を主張した詩人だ、とわかる。
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書肆山田 |
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