地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

ブータン

2011-11-18 | この「国」のこと
正式には ブータン王国

「それはどこにあるの?」・・・と失礼ながら。

       


《“イケメン”のブータン国王が王妃と来日 福島・相馬市訪問も》   (11月15日MSN産経ニュース)
「・・・初めての来日で、国賓として20日まで滞在する予定。16日に皇居で行われる宮中晩さん会などの歓迎行事に出席するほか、福島県相馬市の小学校や京都市などを訪れる」


ブータンは、人口約70万人の立憲君主制の仏教国で、
◆主要産業は農業(米、麦他)、林業、電力
◆経済成長率は7.4% (ブータン政府資料2010年)
◆インフレ率は9.1% (同上)
◆失業率は3.3% (同上)
◆日本への輸出は274,000,000円、輸入は1,770,000,000円
・・・といった国情ですが、GDPが日本の20分の1ながら国民の90%以上が「自分は幸福」と感じている 

物質の問題じゃないわけです。 
新婚の国王夫妻を見ていると、納得してしまいますね。
“国民目線“の国王と、民間出身の美人なペマ王妃・・・。
好きな人と結ばれるのは当人同士は勿論のこと、
親も、
周りも幸福  にしてくれます。
究極の姿は日本の天皇ご夫妻ですが・・・。

で、
国王は日本の国会でも演説。

《ブータン国王が国会演説 「日本は強く立ち上がれる」》    (11月17日asahi.com)
「国賓として来日しているブータンのワンチュク国王(31)が17日昼、衆院本会議場で演説した。東日本大震災に触れ、「不幸からより強く大きく立ち上がることができる国があるとすれば、それは日本と日本国民だ」と語った。個人の幸福感を重んじる「国民総幸福(GNH)」で知られるブータン。平田健二参院議長が「GNHの国からいま最もお幸せなお二人をお迎えできたのは実にすばらしい」と歓迎の意を表すと、国王は議場内で見守った新婚のジェツン・ペマ王妃(21)とほほえみあった」


同じ国会では、

《標的は…自民、問題閣僚追及で調査チーム》   (11月7日YOMIURI ONLINE)
「自民党は、野田内閣の閣僚の「資質」を検証する調査チームを党内に設置した。同党議員が質問に立つ予定の8日の衆院予算委員会や、その後の国会審議に調査結果を反映させる方針だ。調査チームは石原幹事長の下に置き、主に新任閣僚の過去の言動を検証している」


何とも情けない話。
もう、
党利党略の永田劇場はいい加減にしませんか!
国家戦略担当、内閣府特命担当大臣(経済財政政策科学技術政策)、社会保障・税一体改革担当、宇宙開発担当に就任した古川元久さんのweb『ホッと一言』(11月8日)
地味ながらズッと注目してきた若手の政治家です。
↓ この国の政治家が与野党を問わず耳を傾けてほしい『真の一言』だと思います。 

「・・・こうした対応は私たち民主党が野党時代にしばしば取ってきたものなので、自民党を非難する資格はありませんが、質疑通告なしの質疑は重箱の隅をつつく質問をして、答えられないとそれを批判するといったような不毛な論議になりがちです。こうしたことをはじめ、国会審議のあり方を根本的に見直すことも定数削減などと並んで政治に対する信頼回復のために重要なことです」 
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