地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

どっちが、どっち?

2011-12-02 | 小さな旅
師走もすでに2日目・・・。
時の速さを感じます。

ところで、神社の狛犬にオス、メスはあるの?

あるとすればどっちがどっち?
・・・というわけで、ネットでいろいろあたってみました。

狛犬は、
◇その起源は古代オリエントの守護獣の獅子
◇インドを経由して中国に伝来(中国では『唐獅子』としてさまざまに変容)
◇中国から日本に伝来(日本独特の「獅子・狛犬一対形式」に。向かって右が口を開いた角なしの「阿像」で獅子、左が口を閉じた角ありの「吽像」で狛犬)
◇その狛犬は獅子ではなく日本文化が創り出した想像上の動物
◇時代を経るに従って獅子と狛犬の区別は曖昧化し、呼び方も単に「狛犬」
・・・になった。
オス・メスについては、
オスは珠(玉:権威)を持っていて、メスは「赤ちゃん」(子孫繁栄)を連れている 

↓ その辺はどうでしょうか、十数年前に造られた近くの神社の狛犬です。

       
       

こちらは ↓ 中国で見かけた獅子。

       

正面に向かって右側は珠ですからオス、左側が「赤ちゃん」連れですからメスということでしょうか。
↓ これは別のところです。

          
          

右側が珠を持ち、口は阿形で、耳も立っている・・・だからオス。
左側は「赤ちゃん」連れで、口は吽形で、耳も寝ている・・・だからメス。

↓ これは足の間が広いですが、行燈を入れるためだそうです。

          

↓ さらにいろいろと変容していますね『唐獅子』も・・・。

       
       

狛犬について触りを知りましたが、神社を訪れた時には新しい視点で見てみたいと思います。
 ところで、狛犬については《狛犬ネット》が参考になりました。
リンクフリーにつき紹介させていただきます。
http://www.asahi-net.or.jp/~dw7y-szk/index.htm#mokuji
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