地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

満鉄

2011-11-17 | 小さな旅
この辺りでも高い山々は初冠雪した昨日、高校時代の担任S先生の告別式で飯綱高原へ・・・。
91歳。
ちょうどoyajiの父親世代にあたります。
晩秋を迎えて静まりかえっている高原の中で、静かな告別でした。

        

これで小、中学時代も含めて、全ての担任が故人に。
とりたてて個人的な思いいれがあるわけではないにしても、
今日あるのも4人の先生のお蔭 
父親を失ったような寂しい気持ちです。
感謝しつつ、ご冥福をお祈りします。

ところでS先生は、確か、学校を卒業して最初は満鉄に入社・・・。
「南満洲鉄道株式會社」ですね。
ウイッキペディアによれば、

「・・・満洲を中心とした鉄道経営のみに留まらず、炭鉱開発(撫順炭鉱など)、製鉄業(鞍山製鉄所)、港湾、電力供給、農林牧畜、ホテル(ヤマトホテル)などの多様な事業を行なった。後藤の発案で設けられた満鉄調査部は当時の日本が生み出した最高のシンクタンクとして知られた」

・・・という満鉄ですから、
当時の多くの青年たちのように、
勇躍、
志に燃えて海を渡ったことでしょう。
(その後の教師としての先生は、平和への強い思いを常々口に・・・)

S先生と同世代のoyajiの父は、二等兵として「満州」に渡っています。
が、
半ばで病のため帰国。
結果的に、一命を長らえることができました。
唯一の海外体験が「満州」だったのです。

そんな「満州」、中国東北部のアカシアの大連。

       
       

高層ビルが立ち並ぶエネルギッシュな都市の中に、
あの時代の満鉄を感じることができます。
来週は大連です。
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