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「1Q84」BOOK3 読書日誌 第1章

【第一章】 意識の深い縁を蹴るもの

【ストーリー】教団に青豆の行方の調査を依頼された牛河が,全貌は分からないまま一部の情報を伝える。彼の調査は,中野まゆみとの交際,老婦人のセーフハウスが怪しいところので調査は進んでいるが,それは伏せている。セーフハウスの内情を知る方法を,彼は思いついたようだ。

【予想との照合】
あれ,牛河(笑。
うしから始まるの,BOOK3は。

全然予想と違うじゃん(笑。
まあ,これはつながりを持たせるための章だということで

納得しよう,うんうん。
しかし,予想と全く違ったのは

青豆が組織に拉致されていないところだよ(笑。
隔離はどうした,隔離は。

牛河の思いついた方法っていうのは,
DVの犠牲者をねつ造して,

組織に潜らせることだろうな。
おお,そういえば「ねじまき鳥」で

牛河自身がDVをふるって
奥さんにでていかれたじゃないか。

子供の腕を折って。
そうだ,それだな。

ということで,第2章へ。
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「1Q84」予測反省3(笑。

あ,もう寝ようとしたけど,
書き忘れてた。

「ねじまき鳥3」は
3つの層でできていた。

・僕がクミコを救出しようとする物語(井戸・牛河)
・赤坂ナツメグ・シナモンの過去の物語(仮縫い・PC)
・笠原メイの手紙(手紙・雑誌)

ふむ,井戸にあたるものが,
今回は空気さなぎ,か。

と,すると。

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「1Q84」予測反省2(笑。

それでね,
まあ,とにかく「ねじまき鳥3」を読んだわけですよ,

ざくざくっ,と。
すると「ねじまき鳥」全体の大きな流れとしては

夫・僕(奪還)→→→→→→→→綿谷ノボル→→→→→→→(拒否)妻・クミコ
という流れのなかで

障害が3つあるわけ。
1 妻クミコの性的逸脱

2 綿谷ノボルによる隔離
3 妻クミコによる綿谷ノボルの殺人

この三つによって,
僕と妻とは夫婦関係への修復を阻まれているわけ。

で,これを「1Q84」にあてはめてみると,
1 青豆さんの性的逸脱

2 青豆さんによる殺人
の二つはもうクリアされているので,

第3巻では,
隔離の状況が訪れるのではないかと予測するわけよ。

で,ここらは推測になっていく。
2巻では,青豆さんが自殺しようとしたところで終わったよね。

でも,「ねじまき鳥」では
僕は癒しの人になるという大きな転換を迎え,

そのために赤坂ナツメグ・シナモンという
方々が新たに登場することになった。

今回もそんな展開になるのではないかと
思うわけですよ。

出るね,
新たな登場人物が。

だから,
予想なんかできないんだけどね(笑。

ふかえりも,
どこまで物語に残留できるか不明だね。

天吾くんも,予備校で数学教えている場合じゃないでしょ(笑。
オレの大胆な予想では

占星術師なんかいいね(笑。
それとも,薬物摂取かな。

なにか,無意識を発動させるようなもの,ね。
で,青豆さんは,拉致られてんの(笑。

目が覚めたら,
もう長い腕をもつ教団に拉致られて,

そんで,薬物飲まされて意識もーろーとなりながら
正気を保とうとしてんの。

で,最終的には
月は一つに戻るの(笑。

二つ目の月は,空のあざみたいなものだから
消えてしまうわけよ,最後には。

で,この世界はどのような形であろうと,
ぼくらにとってはひとつしかなくて,

この世界にぼくらは戻るみたいになるの。
ホントかなあ(笑。

いままでと違うところは,
二人で戻ろうとするところ。

これが,「ねじまき鳥」と違うところ。
ファンタジーだから,甘くていいの(笑。

大人のファンタジーだから,
暴力も悪意も,残虐も性的逸脱もなんでもありだもんね(笑。

さあ,どんな展開になっていることやら。
期待して,寝よ,寝よ(笑。
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「1Q84」予測反省1(笑。

「1Q84」を読み進める過程で
いろいろな予想を立ててきたが,

もっとも大きく外れたのが
青豆さんの存在だった(笑。

まさか,必殺シリーズみたいなことをやってる
この人が,ヒロインだとは思ってみなかったからねえ。

人を殺しているこの人は,
「ねじまき鳥」でいえば,皮剥ぎボリスにあたると思ったからね。

これは,完全に予測が外れた。
天吾くんは青豆さんが好きで,

青豆さんは天吾くんが好き。
10歳のときに手を握ったことが忘れられないから。

そんなこと,ありえないでしょ,ふつー(笑。
ぜっっっっっっったい,ありえないでしょ。

なんですか,この真空ラップ的純愛は(笑。
20年続く10歳の純愛があっていいのなら,

テレビでやってる同窓会的恋愛再熱なんて
当たり前すぎるくらいでしょ(笑。

読んでいるとおもしろいけどさ,
残るのかな,この小説。

「羊をめぐる冒険」は残るよ。
「ねじまき鳥クロニクル」も残るよ。

でもなあ,
「1Q84」は怪しいなあ。

でも,分からないよね,
「ねじまき鳥クロニクル」も3巻で爆発してるからね。

おそらく,現代のわれわれが
志賀直哉を読んで,あまりの杜撰さに驚いたりするように

後世の諸君は,村上春樹を読んで
「ねじまき鳥」って,都合よく手助けしてくれる「顔のない男」が

出てきたりするんだよね,アニメだね。とか
で,いきなり井戸から水でてきて

溺れそうなのをまたいきなり救われるんだよね,あははははは。
とかって,言うんだろうけど(笑。

まあ,
しょうがない。

それでも,
村上春樹が好きなんだから(笑。
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届いたよ,BOOK3(笑。

届いたよ,「1Q84 BOOK3」が。
困ったなあ(笑。

読みたい気もするが,
まだ読むわけにはいかない(笑。

まずは,
「ねじまき鳥クロニクル 第3巻」を

読んでから,自分の頭で
来るべき「BOOK3」を作り出してから

それから,
実物の「BOOK3」を読みたいわけよ。

今までのオレなら,
もー読んでたね(笑。

しかし,今回は
ちょっと違う。

今回の読書は,
果たして私は村上春樹をどのくらい理解しているかの

自らの資格試験でもあるのだ。
これまでの読書経験から帰納させてきた

要素を,今度は演繹させてみて
どのくらいの誤差が生じるかを測量してみるというのが

今回の狙いだ。
もちろん,創作者が作るストーリーと

一致することは少ないかもしれない。
だが,そのストーリーがどのような〈生産機構〉から

生じてきたかを予測することは,
小説家の理解に役立つだろう。

ということで,
読み返してみたんだよ,

「ねじまき鳥」第3巻(笑。
もう,眠いが

もう少し書いておこう(笑。
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明日,届く(笑。

やばい,
「1Q84 BOOK3」明日届くんだって。

まだ予想しおわってないのに(笑。
いま届かれてもなあ。

届いたら,
読んでしまいそう(笑。
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「1Q84」BOOK2 読書日誌 第23章

23章では,
天吾君が死に行く父に,

自分の過去を語る。
そう,これが挨拶。

だから,父親は死ねる。
父親と入れ替わりに,

青豆さんの空気さなぎが現れる。
ふーむ,ここで空気さなぎ?

納得できないなあ(笑。
しかも消えていったぞ。

これは,空気さなぎの濫用じゃないの(笑。
ということで,BOOK2も終わってしまいました。

ぜーんぜん,
ストーリー終わってないじゃん。

ふかえりちゃんはどーなったの?
まさか,いま天吾くんと一緒にいるのは

ドウタのふかえりちゃんじゃ,
ないよね。

青豆ちゃんは,空気さなぎになったの?
そんなはずないよね(笑。

天吾くんのお母さんの話はどーなったの?
謎を撒くだけ撒いて,

これで終わりじゃ,
「カフカ」以下でしょ(笑。

BOOK3はどうなるのか(笑。
アマゾンで予約した本が届く4月28日を

待つのみっっっっっっ(笑。
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「1Q84」BOOK2 読書日誌 第23章

23章で,青豆さんは首都高の
非常階段に戻ってくる。

しかし,それはすでにない。
ふーむ。

ここが訪れるべき場所だったのだろうか。
そして拳銃自殺をする場所として,

ここがふさわしいのだろうか。
時間を巻き戻そうとしてできなくて,

天吾くんの代わりの死を受け入れる。
ふーむ。納得できないなあ(笑。

天吾くんの死の代理を引き受けて
死ぬのならば,訪れる場所は

ゴムの木のある場所か,
天吾くんの手を握った小学校が適切だろう。

なぜなら,
死ぬひとたちは挨拶を終わらせる必要があるから。

青豆さんは挨拶をしていない。
だから,彼女は死ねない。
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「1Q84」BOOK2 読書日誌 第22章

22章では,オヤジが昏睡状態になる。
かわいそーな,天吾くんのオヤジ(笑。

施設にいれられ,
何年も放置され,

やってきたかと思ったら
「本当の父親か」と迫られ,

もう生きる気力をなくして
死に向かっている。

村上春樹の世界には,
父親はフィットしないんだな(笑。

「海辺のカフカ」でも,
はっきりしないまま殺されていたし(笑。

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「1Q84」BOOK2 読書日誌 第21章

21章で青豆さんは,
公園にいる天吾くんを発見して,

マンションから降りてくるがすれ違いになる。
すれ違い,そーきたか(笑。

天吾くんを発見した青豆さんが
どういう態度を取るかを予想してみた。

夏目漱石なら,どうするだろう。
女性に花瓶の水を飲ませるくらいだから,

ここは名前を呼ばせるだろう。
「天吾くーん」

どこで。部屋の中かな。
階段にでるかな。

それとも,なにかを投げて知らせるか。
しかし,村上春樹は黙って追わせた。

そして,すれ違い。
青豆さんは,

死を覚悟しているが,
ひとつだけ訪れなくてはならない場所があるという。

それはどこ(笑。
どこなのーっ(笑。
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