札幌のクリスチャン鍼灸師

札幌市中央区山鼻地域、石山通沿い側で、脈診流による経絡治療専門の鍼灸院をしています。

オーストラリアでは小麦不作!!!

2006-11-27 13:24:59 | 医療・健康
昨夜NHKのラジオニュースを聴いていると、 今年のオーストラリアの小麦が旱魃で不作だという事を取り上げていました。
農民が土地を手放したり、自殺する人までいるそうです!!!
牧草も育たないので、輸入するとも言ってました。
これを聞いて、単に小麦の値が上がると思うだけの人は、もっと真剣に日本の食料自給率の事を考えていただきたいと思います。
日本の食料自給率は、カロリー換算で40パーセントと言われています。
しかし、家畜の飼料なども輸入に頼っていますので、もっと低いと見るべきでしょう。
先進国でこれだけ低いのは、日本ぐらいのものです。
アメリカ・フランスなどは、工業国であると共に、農業国でもあり輸出しています。
私の記憶では、中学生の頃地理の時間、イギリスの食料自給率は10パーセント第と習った気がします。
しかし、あれから四半世紀たった今では70パーセント以上にまでなり、穀物の自給率は100パーセントに近いと聞いています。
すいません、きちんと調べた訳では無く、思い付きで書いていますので、少し違うところもあるかもしれません。
日本においてはどうでしょう???
年々自給率が下がる一方です。
もし、日本が戦争に巻き込まれたとすると、外国から食料が入らない事になりかねません。
いくら自衛隊を強化しても、食料が無ければ国民は飢えて死ぬ事にもなります。
これから温暖化などで不作という事も多くなり、ますます外国に頼る事は厳しくなるのではとも、私は思っています。
北海道の食料自給立は171パーセントで、日本で最も高い訳です。
しかし、それが道民の口に入るとは限りません。
今でも高級食材は道外に移出されていますので、高く売れる所に行く事になり、道民も安心してはいられない事になります。
さて、小麦の話に戻りますが、これからまずパンとか麺類などの値段が上がる事になるのでしょうか。
また、オーストラリアでは家畜の飼料も輸出するようですので、牛肉なども上がるかもしれませんね。
日本の国民、そして政治家は真剣に日本の食料自給率の事を考えてもらいたいものです。
また、食養生の立場からしても、「身土不二(しんどふじ)」の法則からして、なるべく地元の産物を食べる事が体に良いという事にもなります。
安いからといって輸入食材を食べているなら、不健康になるととも言えます。
皆さんもなるべく意識して地元の食材、そして国産の物を食べるようにしましょう。

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