札幌のクリスチャン鍼灸師

札幌市中央区山鼻地域、石山通沿い側で、脈診流による経絡治療専門の鍼灸院をしています。

アズキ昆布カボチャ

2008-09-25 17:08:06 | 医療・健康
アズキ昆布の事を何かの時に触れたりすると、今度書いて欲しいと言われたりします。
私も早く書こうと思いつつ、今日になってしまいました。

マクロビオティックでは、アズキと昆布の煮たものが、肝臓・腎臓・糖尿病に良いとされています。
それにカボチャも一緒に煮ると、なお良いです。
今はカボチャの収穫時期で、国産のカボチャが手に入りますが、温室栽培や輸入野菜はなるべく口にはしたくないですので、普段はアズキと昆布だけにしています。
それでもそれなりの効能があります。
さて、作り方ですが、まず国産のアズキを用意してください。
健康面でもそうですが、外国産のアズキは味が良くないそうで、結局砂糖や調味料を多く使いたくなる事と思います。
実際、有名なお菓子屋さんが、アズキを国産から外国産に変えたところ、常連の客から苦情が殺到した事があったそうです。
無農薬のアズキならなお良いですが、値段もそれなりにするでしょうし、実際無農薬アズキがなかなか手に入らない事もあるようです。
私も必ずしも無農薬のアズキを買っている訳ではありません。
ただ、なるべく地元に近い所で取れた物を食するのが健康に良いとされていますので、私は必ず北海道産のアズキに拘っています。
とは言え、本格的に玄米菜食による食事療法で病気を治そうとするのであれば、やはり無農薬のアズキという事になるでしょうが、ここではあまり硬く考えないで、あくまでも体に良いとされる食べ物という事にします。
という事で、アズキを一合用意してください。
それと、5センチ四方の生昆布一枚。
その昆布を鍋に敷きます。
そこにアズキ一合を入れます。
そして、三合の水を加えます。
それを弱火で2時間煮ます。
時間をかけないで早くしたいのでしたら、圧力鍋でもいいそうです。
これがアズキ昆布です。
さらにアズキと同量のカボチャを適当に切って鍋に入れます。
その際、少々水を加えた方がいいかと思います。
カボチャが煮えたら、それで出来上がりです。
調味料は使っていませんが、素材が良ければ、アズキとカボチャの甘さが程好くマッチして、それなりに美味しく食べられるものです。
この量を、玄米ご飯と一緒に三度に分けて食べます。
実際この方法を、私の知っている人、JR札幌駅北口の所で、食べ処 ・飲み処・話し処「身土不二(シンドフジ)」↓
http://shindofuji.info/contents/index_h.html
↑の代表されている石沢文則先生が、人工透析を医者に宣告された人にこの食事療法を指導して、その人は人工透析を免れたとの事です。
と、一応このような事なのですが、普段私が食べる場合、マクロビオティックによる病気治しを目的としている訳ではないので、このような本格的な作り方はしていません。
以前私はぼろアパートに住んでいましたので、冬場は石油ストーブを焚いてました。
そのストーブの上に薬缶を乗せてお湯を沸かす事が出来ましたので、鍋をストーブの上に置いてアズキを炊いてました。
アズキを炊くにはちょうどいい熱さでして、何よりもガスの節約になります。
それと、生昆布を用意するのは面倒ですので、出し昆布を適当に手で砕いてアズキと焚いています。
また、夏場もそうですし、今は石油ストーブではありませんので、その代わりに炊飯器で炊いています。
この前、アズキが炊けた後、初めてカボチャを入れて炊飯器で炊いてみましたが、うまくいきました。
それから、本来調味料は全く使わないのですが、時として塩を少々入れてもいます。
ちなみに、私は化学塩は使いません。
自然海塩を使っていますが、その中でも比較的安い「ハカタの塩」を使っています。
なお、砂糖は体を冷やす方向に働くので、砂糖は使わないでください。
ましてや白砂糖は、体の害にもなります。
という事で、時々アズキ昆布、この時期にはカボチャを炊飯器で炊いて、おかずの一品、あるいはビールのつまみとして食べています。(笑)



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「アナコンディア」での検索結果

2008-09-18 07:54:50 | 宗教・カルト問題
前に、私はアルゼンチンの伝道者、カルロス・アナコンディア氏の集会での私の危険な体験を書きました。↓
http://pub.ne.jp/shinqroom/?entry_id=117976
これまで「アナコンディア」で検索すると、googleで私のブログがけっこう上位にヒットしてましたが、最近までyahooではかなり下のほうにしかヒットしませんでした。
しかし、先ほどyahooで検索しなおしてみると、なんと驚いた事にトップに表示されました。
もちろん、googleでもトップにヒットします。
また、これまで氏に対して批判的な内容は殆ど検索にヒットせず、私のこのブログと、その他かなり下位にわずか見つかるぐらいでした。
けっこう氏を絶賛するような内容も目立っていたようにも思います。
それが先ほど氏に対して批判的な事を書いているブログも、上位にヒットしました。
これまでも、アクセス解析によると、「アナコンディア」や「カルロス・アナコンディア」で検索して、この私のブログに辿りついた人も少なくないようです。
そして、氏の集会の関係者が私に問い合わせをして来る事を期待しているのですが、あれを書いてから二年半近くなるにも関わらず、全くそのような人からのメールなどありません。
やはり、関係者は自分達の都合の悪い事には触れて欲しくないようですね。
あの記事に書いたように、2006年の5月に氏は名古屋で集会をしましたが、その後日本に来たという情報はありませんし、これから来日する事も、これまでのところ聞いていません。
ようやく今になって私のこのブログが検索にトップでヒットし、他の氏に対する批判的な記事も上位にヒットするようになりました。
今後氏が日本で集会をするとなると、これまで以上にネットでの検索が増えるでしょうし、集会での問題点も知られるようになる事と思います。。
ようやく今になって、私のあの体験が多くの人に知っていただけるようになり、無駄ではなかった事になります。
関係者は真剣に考えていただきたいものです。
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アルゼンチン旅行(パッケージツアー)

コメント (5)
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北のマジシャンの関係者と思われる人が

2008-09-17 09:42:00 | 宗教・カルト問題
以前私は、朝日新聞から出版されている週刊誌「AERA7月28日号」にカルト化した教会の一つとして取り上げられた北海道北見市に在る教会の事から、ネット上でよく呼ばれている「北のマジシャン」について触れました。↓
http://pub.ne.jp/shinqroom/?entry_id=1562109
それに関連した事を、あるクリスチャンの人の掲示板にも書きました。↓
http://6501.teacup.com/hagure/bbs/2933
↑こちらで私は「Siloam」のハンドルネームで書き込みしています。
この掲示板を見ておられた人達の関心も高く、けっこうそれなりにレスポンスが付きました。
その後、9月6日に「北の野良猫」という人物が、反論めいた書き込みをしていきました。↓
http://6501.teacup.com/hagure/bbs/3007
あくまでも「反論めいた」という事であって、ご覧のとおり全く反論にはなっていなく、単なる捨て台詞と言った感じです。
私も含めて、言いたい事があるのならきちんとした反論をしてみるよう、また、私は身元を隠していないので、メールでも電話でもして反論するよう、その北の野良猫氏にレスポンスしました。
しかし、全くその後書き込みはありませんでした。
ただ、私のところにその日、北の野良猫氏から何も書かれていないメールが着ました。
現段階では、それが嫌がらせなのか、それともメールをしようとして途中で止めようとしたのが間違って送信してしまったのか、それは分りません。
また、これはmixiでの事ですが、mixiのキリスト教系のあるコミュニティーで、そのAERAの記事が話題になり、私もその北見市の教会の事について、少し書き込みしました。
すると、その日そのコミュニティーの管理人からメールが着ました。
なんと私の書き込みを削除したとの事・・・・!!!
そのメールを引用しますと、

実際にあの教会に通ってらっしゃる方から、メッセージが届きました。
その中で、
教会の人があの報道が原因でいかに苦しんでいるか、知りました。
あの報道で、あの教会に通っている人自身も傷ついています。
なので、
これ以上あの教会に通っている人を苦しめない意味も含めて、
削除させていただきました。

という事です!!!
私はこの管理人はまだ若く、カルト問題に対して無知と判断しましたので、不本意ではあるものの、彼に抗議する事はしませんでした。
信頼できる筋の情報として、この教会の関係者は削除以来をしたり、このように情に訴えたりまでするようです。
実際このようにmixiでそうだったのですから・・・・。
さて、AERA7月28日号の記事ですが、↓
http://homepage3.nifty.com/jwil-helpcult/karuto/k0808.html
↑から前文読む事が出来ます。
また、こちらには着たのマジシャンの教会名も実名も載っています。↓
http://www.kirishin.com/2008/07/200882-3.html



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アメリカで全盲の鍼灸師が誕生

2008-09-11 09:13:24 | 医療・健康
私が所属している鍼灸の学術団体である「東洋はり医学会」の点字機関誌「経絡治療第48巻第9号」(平成20年9月1日発行)に、アメリカテキサスに住む全盲女性、ジュリアナ・コンポさんが、アメリカで初めて全盲で鍼灸の免許を取得された事を、書いておられました。
(以下その抜粋です。)
↓↓↓↓↓↓↓
この度、やっと鍼灸師の免許を取得出来たので、そのお知らせをします。
六月六日にテキサス州の鍼灸調査理事から、条件付の免許認可の通知が届きました。
その条件は3年間のみで、それからまた再検討となりますが、これから開業出来るので、とても嬉しいです。
正式に今年の十月に免許が私の手元に届き、私の住んでいるテキサス州オースティン市で開業します。
最初の申請で免許却下を受け、この日を実現するには時間がかかりました。
私が免許を認可されるのは他の視覚障害者に希望を与え、彼らも今まで思っても無かった事ですが、将来の職業として鍼灸師に成る事を、考え始めるでしょう。
私には自信があります。
今回の私の鍼灸師免許認可において、このニュースはアメリカ全国に広がり、また地元でも話題になりました。
鍼灸学校時代に治療をした患者さんにも支援していただきました。
(中略)
東洋はりの先生と会員の方からのご支援と激励、ありがとうございます。
私が東洋はりの会員である事を、とても嬉しく思います。
来年50周年記念で皆様とお会いできるのを、楽しみにしています。
↑↑↑↑↑↑↑
(以上)
↑なんだか自分のように嬉しく思います。
来年東洋はり医学会50周年記念式典にぜひ出席して、彼女にお会いしたいと思っています。
なお、世界広しと言えども、視覚障害者に鍼灸の免許が認められているのは、基本的に日本だけでした。
韓国では、視覚障害者のマッサージ師はいますが、鍼灸の免許は認められていません。
ただ、マッサージ師でもはりの太さや長さに制限がありますが、はりを使用する事も一応認められてはいるようです。
しかし、それは鍼灸師としてではなく、あくまでもマッサージ師として一部はりを使用する事が認められているにしか過ぎません。
日本では視覚障害者でも鍼灸の免許が認められている事は、やはり江戸時代に世界初の視覚障害者の職業教育をなさった、杉山和一(すぎやまわいち)の業績が偉大だという事です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E5%B1%B1%E5%92%8C%E4%B8%80
↑からの引用ですが、
「杉山和一(すぎやま わいち、1610年(慶長15年) - 1694年6月10日(元禄7年5月18日))は、伊勢国安濃津(現在の三重県津市出身の検校。鍼の施術法の一つである管鍼(かんしん)法を創始するとともに、鍼・按摩技術の取得教育を主眼とした世界初の視覚障害者教育施設とされる「杉山流鍼治導引稽古所」を開設した。」
と書かれています。
幼くして失明し、苦労を重ね鍼術を身につけ、将軍徳川綱吉の病を治した事から、幕府抱えの医者となった訳です。
それによって得た財産を視覚障害者の職業教育に費やし、その結果現代においても私をはじめ視覚障害者でも鍼灸師として、今やっていられる訳です。


コメント (2)
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東洋はり医学会がベルリンでセミナーを

2008-09-09 18:04:29 | 医療・健康
私が所属する鍼灸の学術団体である「東洋はり医学会」は、東京の本部を中心に、国内のみならず、アメリカの数都市・イギリス・オランダ・スイス・スペイン、オーストラリアの数都市・ニュージーランドにも支部があります。
年に3回ほど海外支部にも本部から講師を出向させてセミナーをしています。
今月は、ドイツのベルリンと、オーストラリアのブリスベン、来月はアメリカのシアトルで行うようです。
やはり欧米においても「はり」と言えば中国鍼が主流のようです。
しかし、近年日本の鍼灸術も少しずつ注目されてきているようです。
私が東洋はり医学会に入会した1990年に、初の海外支部として、アメリカにボストン支部が設立されました。
さて、この前の日曜日、本部の理事をしている木下敦夫先生(栃木県西那須野市)↓
http://www.keiraku-chiryo.com/toyohari/toyohari.html
↑と、私が所属する札幌支部の雑務に関連して、何度かメールでやり取りしてました。
そののメールの中でお互いの近況報告もしていたのですが、今回先生が講師としてベルリンに行くとの事・・・。
その準備をしていると書いてました。
これまで本会はドイツ語圏ではスイスのチューリッヒでセミナーを開いた事がありますが、今回ドイツ国内では初めてではないかと記憶しています。
当院でもそうですが、このように本会が行っている日本の伝統的な鍼灸術である「経絡治療」が着々と海外でも注目されている事は嬉しい事です。
よく皆さんもテレビなどでみると思いますが、中国のはりは太くて長く、はりの刺激も日本の二比べ強いです。
もちろん、はりの刺入の際は痛くなく入れますが、はりそのものの刺激量は強いです。
中国に留学した日本人鍼灸師の中にも、中国のはりは日本人には強すぎると言う人がいるほどです。
日本のはりの中でも、私がしている「経絡治療」はさらに刺激が弱いです。
ある意味、気功に近い要素があるほどです。
もちろん、強い刺激の中国鍼でも病気が治りますから、それはいいのですが、なるべく苦痛を伴わない治療がベストだと、私は考えます。
そのような事からも、この経絡治療が海外でも注目されているものと思います。
昨年10月に、日本伝統鍼灸学会北海道大会が札幌で行われましたが、↓
http://pub.ne.jp/shinqroom/?entry_id=1014272
↑そのはりの本場と言われている中国に置いても、日本のような弱刺激のはりが少しずつ言われて着ているという発表もされていました。
近年中国も経済発展が目覚しいですから、それに伴い中国国民の体質も敏感になって着ていると思われ、その事からだんだん弱刺激のはりが中国人にも求められて着ているのかもしれません。
今後の動向も注目して行きたいと思います。
さて、話を東洋はり医学会の海外セミナーに戻します。
今回ベルリンに派遣される講師は、木下理事と、常任理事の鹿住晴廣先生(カスミハルヒロ)(東京都足立区)↓
http://www.karada.ne.jp/user/adati_ku/umeda/
と、常任理事村上道夫先生(東京都世田谷区)↓
http://www.karada.ne.jp/user/setagaya_ku/murakami/
↑の計三人です。
今日成田を経ったと思います。
それと、おそらくベルリンと同時期に、オーストラリアのブリスベンでも、東洋はり医学会のセミナーが行われていると思います。
そちらにも3人の講師が出向しているはずです。



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