札幌のクリスチャン鍼灸師

札幌市中央区山鼻地域、石山通沿い側で、脈診流による経絡治療専門の鍼灸院をしています。

小児鍼

2015-11-30 22:22:22 | 医療・健康
昨日は私が3年ほど前から支部長を努めている、経絡治療による鍼灸の研究団体である、東洋はり医学会札幌支部の例会でした。
http://toyohari.web.fc2.com/reikai.html
第5日曜日は特例会という事で、実技を中心に行われます。
今回は小児鍼をしました。
話の中で、関西方面では、小児鍼が盛んで、新規で来院される子供の多くが、親御さんのどちらかが関西方面の出身だったりする事が多いとのことです。
当院でも小児鍼を行っていますが、長年常連で来られるお子さんは、親戚が鍼灸師、それも東洋はり医学会の会員であったりで、そこからの紹介で来院されたりします。
この北海道、この北の大地においても、小児鍼がもっともっと知られる様になればと、期待するしだいです。
なお、小児に対する鍼灸治療では、大人の治療同様、様々な疾患に対応出来ますが、よく行われるものとして、喘息やアトピーなどのアレルギー疾患、おねしょ、その他よく疳の虫「かんのむし」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%96%B3%E3%81%AE%E8%99%AB
などなどあります。
2015年07月05日に
「刺さない鍼」
http://blog.livedoor.jp/shinqroom/archives/52432592.html
として書きましたが、小児鍼はまさしくこの「刺さない鍼」ですので、あわせて読んでいただければ幸いです。





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野菜などを先に食べると、緩やかに血糖値が上がる

2015-11-25 20:11:14 | 医療・健康
ここ札幌は、昨日から今日にかけて雪が積もり、11月に40センチも積もったのは、62年ぶりだという事らしいです。
http://news.livedoor.com/article/detail/10872588/
日中少し晴れたことから、少し解けて37センチになった様ですが・・・・。
 
たまたまですが、前回に続き、糖尿病関連です。
この前、こちらのラジオのローカル番組で、糖尿病の専門化が出演していて、リスナーからの質問を受けていました。
専門家といっても、医師ではなくて、病院で糖尿病食などの献立を担当している栄養士、その他の病院勤務の医療従事者ではありましたが・・・・。
番組では質問を受け付けていたので、私もメールしてみました。

(↓、そのメールの抜粋です。)
 
食事の際、野菜など繊維質の食物を先に食べると、緩やかに血糖値が上がると言われていますよね。
私は玄米職をしていますので、それほどその事に拘る必要はないかとは思ってはいます。
いずれにしても記憶に間違いがなければ、食後10数分後の血糖値の事だと思うのです。
ただ、私も飲酒をよくしますし、だらだら飲み食いをしている時の事を思うと、特に宴会などの時、先に繊維質の多いものを食べるのはもちろんですが、交互に繊維質の多いものを食べる必要があるのではと、最近考えたりもしてます。
 
(↑以上そのメールの抜粋です。)
 
という様に、質問してみました。
が、宴会やパーティーなどの様な場での食べ方による血糖値については、研究データが今のところ存在しないという回答でした。
まぁ一般論としては、宴席などの場での食べ方は、野菜などの繊維質のものを、カロリーの高いものと交互に食べる様にした方がいいのではと、私は素人ながら勝手に考えているところです。
という事で、血糖値が緩やかに上がるという事は、糖尿病の人はもちろん、糖尿病でなくても、インスリンの分泌も緩やかという事で、それだけすい臓に負担がかからないという事です。
また、ダイエットをする際にも、その方が有効だという事です。
さて、先月の3日にも書いた様に、糖尿病に対しての健康食として、アズキと昆布の煮たもの、さらにカボチャが入れば良い様です。
http://blog.livedoor.jp/shinqroom/archives/52440346.html
また鍼灸治療も、糖尿病の諸症状に対して有効ですし、病状がそれ以上進まない様にする事からも、有意義です



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糖尿病の自覚症状をタチツテトで

2015-11-20 16:12:30 | 医療・健康
ここ札幌も明日は雪が降るかもしれないとか・・・。
 
この前、私が所属する経絡治療による鍼灸の研究団体である、東洋はり医学会の本部例会での講演を、録音で聴きました。
内容は、糖尿病に関してで、演者は、医療法人社団天陽会柳田医院(東京都羽村市)
http://www.yanagida-clinic.or.jp/
の、柳田 和弘先生です。
その中で、糖尿病の自覚症状を、「タチツテト」で言っておられたので、ここに書いてみます。
まぁ先生ご自身も、「こじ付けがましい」みたいな事を言ってましたが、覚えやすいので知ってて損はないかと思います。

「タ」は、体重が減る。
「チ」は、近頃喉が渇く。
(それこそこじ付けがましい感じですが。)。
「ツ」は、疲れやすい。
「テ」は、手足が痺れる。
(実際は足の痺れから始まり、手に症状が現れる頃には、病状が進んでいるという事です。)
「ト」は、トイレによく行く。
(それだけ尿量が多くなるという事です。)
 
という事です。
ただ、糖尿病の初期は、自覚症状があまりないとも言ってました。
さて、先月の3日にも書いた様に、糖尿病に対しての健康食として、アズキと昆布の煮たもの、さらにカボチャが入れば良い様です。
http://blog.livedoor.jp/shinqroom/archives/52440346.html
また鍼灸治療も、糖尿病の諸症状に対して有効ですし、病状がそれ以上進まない様にする事からも、有意義です





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カフェでの英会話レッスンのご案内

2015-11-15 13:22:09 | 国際交流
今年の5月17日にも



「カフェでの英会話レッスンのご案内」



http://blog.livedoor.jp/shinqroom/archives/52428076.html



として書きましたが、これまで教えてくださっていたアメリカ人の先生が、札幌を離れる事になりました。



新しく今月からは、イギリス人と日本人のハーフの女性の先生が、教えてくださる事になりました。



私はあまりイギリス英語に慣れていないのですが、それでも癖の無いきれいなイギリス英語なので、イギリス英語に慣れていない私でも聞き易い感じがします。



当たり前といえば当たり前なのですが、日本語で話をしていても、日本人と全く変わらない感じです。



場所は、CAFE サーハビー



(札幌市中央区南3条西6丁目和光ビル2F)



TEL: 011-596-0235



毎週火曜日



20:00~21:30



1ドリンク+1ドーナツ+90分英会話レッスン



¥2000+TAX



※月曜日が祝日の場合は水曜日に行う場合があります。



その他諸事情で変更になる場合もありますので、電話等であらかじめ確認された方がいいかと思います。

ドーナツ食べないで、2ドリンクでもかまいません。



私はビール飲みながらで、2杯で足りず、追加でビールを飲んでいるという様に、不真面目な生徒です。(笑(



参加者の英語のレベルは、初心者レベルから中級者あるいは上級者まで、様々です。



少なくとも常連の参加者は、初心者レベルの人達にも配慮をしてますし、今の先生は英語の使い方を日本語で説明するなど、これまで以上に初心者レベルの人も参加し易い雰囲気になってきつつあるかと思います。



その他詳しくは、



http://ken2-blog.blogspot.jp/2015/11/chatn-donuts-with-mio-selena.html



こちらをご覧ください。



この様に私も参加させていただいて、英語力アップ、英語力を落とさない意味からも、役に立っています。



という事で、改めて英会話レッスンのご案内をさせていただきました。







 追記: 突然ですが、残念ながら、ここのカフェでの英会話レッスンは、急遽終了となりました。
また再開する予定はあるそうですが、その時にはまたこのブログでお知らせします。














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つぼは効くところではない

2015-11-11 12:33:05 | 医療・健康
この前の日曜日11月8日は、私が3年前から支部長を努める経絡治療による鍼灸の研究団体である、東洋はり医学会札幌支部の例会でした。
実はその日に、私は50歳になってしまい、それとともに当鍼灸院、つまりこの「鍼灸ルーム ハピネス」が回院して10年という事になりました。
これも来院される患者様一人一人のおかげだと、感謝しています。
今後ともあなた様の健康のために、少しでもお役に立てれば幸いです。
これからも変わらぬご愛好を宜しくお願いいたします。
 
さて、話は変わりまして、以前から思っていた事を書いてみます。


よく

「○○に効くつぼは・・・・・?」

とか、

「この病気にはどのつぼが・・・・?」

などと聞かれると、正直私は戸惑ってしまいます。

鍼灸師が治療に使用したつぼに対して、素人が押すだけなどして効くとでも思っているのでしょうか?

それだとわざわざ鍼灸治療など受ける意味がなくなります。

じゃぁ鍼をして効くなら、そこらの針金でもそのつぼにぶっ刺せば効くのでしょうか?

あるいは灸をして効くなら、そのつぼにタバコの火でも押し付ければ効くのでしょうか?

そんなバカなと思う人も多いかとは思いますが、単純に

「あのつぼは丸々に効く」、

「このつぼは丸々に効く」

ということは、

素人が単にそのつぼを押す・そのつぼに針金をぶっさす、タバコの火をそのつぼに押し付けるなどすれば効くということに繋がりませんか?

江戸時代の医者であった後藤艮山(コンザン)は、



つぼは治るところでも効くところでもない。

その治療家が直すところ、効かすところである。



という名言を残しているそうです。



福島弘道著

「経絡治療要綱」

第13章 取穴の補瀉 

2 治療点としての経穴

2.生きて働いている経穴の取り方

より



われわれ鍼灸氏は鍼灸でつぼを運用するに当たって、単にぶっさしたり火を押し付けたりするのとは訳が違い、それ相応のテクニックを有して鍼や灸を施しています。

特に現代医学的な鍼と違い、われわれ経絡治療家をはじめ古典派鍼灸は、

補法(気を補う)



瀉法(気を散らす)

などの微妙なテクニックをそれぞれのつぼの状態に合わせて使っています。








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