札幌のクリスチャン鍼灸師

札幌市中央区山鼻地域、石山通沿い側で、脈診流による経絡治療専門の鍼灸院をしています。

記事のタイトルを入力してください(必須安倍総理に振り回された十日間あまり)

2014-11-24 13:38:35 | 時事ネタ・その他社会
衆議院を解散するとかといううわさが出始め、解散するとなると選挙が来月の14日になるとか・・・・。
その日は私が所属する鍼灸の研究会の例会でして、二月前に予約して、札幌市内の区民センターの会議室を使用させていただくことになってました。
ところが、選挙となるとそこが投票所となるため、使えなくなってしまいます。
案の定、区民センターの館長さんから電話がかかってきてしまいました。
当初安倍総理は衆議院解散を否定していた訳でして、それだけに実際に解散して選挙が行われるかどうかはっきりするまで、他の会場を予約するかどうか、決められないでいました。
そして、18日の夜にようやく総理の口から衆議院を解散する旨が言われ、次の日から新たな会場探しとなりました。
が、なかなか条件の良い場所が見つからず、最終的に区民センターの館長さんのお計らいもあり、本来なら二つの部屋を使うことを断念して、投票所にはなっていない部屋を借り、しかも午後から別な部屋に移るというように、なんとか会場を確保することが出来ました。
こんな年末の時期に、しかも大義もない、単なる自民党の政権維持のための年数稼ぎとしか思えない安倍総理のわがまま勝手な言動に振り回されてしまった十日間あまりでした。
まだ総理ももったいぶらずに解散するなら解散すると、最初から言ってくれたなら、それはそれですぐ動けたはずなのにと思ったりもしますが、政治屋さん達にはそんなことは全く通じないのでしょうね。
野党との駆け引きもあるとは思いますが・・・・。

粘土細工も仕事の一つ

2014-11-11 15:17:31 | 医療・健康
「粘土細工も仕事の一つ」なんて書くと、何の事だか分らない人が殆どでしょう。
私は全盲の鍼灸師です。
実は見えなくても簡単に安全にできるよう、灸のやり方が特殊なのです。
ご存知だとは思いますが、普通灸は、つぼにもぐさを乗せてそれに線香で点火します。
私の場合「ねりもぐさ」といって、おそらくはもぐさと炭の粉を固めた物だと思うのですが、鉛筆のような形の特殊なもぐさを使います。
それに火をつけ、つぼに近付けるのです。
ただ、間違って火が肌に触れたら困りますから、手作りの器具にねりもぐさを挿入して使うのです。
その器具を石粉粘土で作ります。
写真を載せられないのが残念ですが、ちょうど直径3センチほどの小さなひしゃくの底を抜いたような形をしています。
ひしゃくのとっての部分から、そのねりもぐさを挿入します。
火の付いたねりもぐさの先端部が、そのひしゃくの中に在る訳です。
それをつぼに当てて、その部を暖めると言った感じです。
灸治療の効果と共に、石粉粘土でできていますので、その器具が温まったらセラミックによる赤外線効果も期待できるかもしれません。
この方法は、私が所属する鍼灸の研究会である、東洋はり医学会の埼玉支部の人達が考えました。
元々視覚障害の鍼灸師であっても簡単にできる方法として考案されましたが、東洋はり医学会の晴れ眼者の会員の中には、治療の用途におおじてこの方法を応用している人もいるようです。
さて、今までは他の人に作ってもらった物を、私は使っていました。
しかし、壊れた時の事を考えて、幾つか予備を持っておこうと思い、今回初めて自分で作ってみました。
子供の頃の粘土遊びを思い出しながらです。(笑)
思うように良い形になりませんでしたが、なんとか実用的には問題ない程度に出来上がりました。
というか、すでに三日ほど経っていますが、もう少し乾燥させた方がいいようですので、まだ使っていません。
このように、私にとって粘土細工も仕事の一つになりました。(笑)


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