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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

比較の問題⑥(日米ほか)

2017-02-19 09:08:38 | 時事
 
 日本の首相が米国大統領と会談し、ゴルフクラブとともにシッポも振った、というような報道がされている。
 その真偽はともかく、日本をある意味守ってくれている国に対しては、誰が首相であれ下手(したて)に出ざるを得ないのだろう。日本を、日本人を守るためなのだとも言える。また日本では一番偉いとされていても、海外ではそうではない、当たり前だけど。
 日本は、(失礼ながら)例えばタイよりも上、オマーンよりも上なのかもしれない。しかし、日本人である僕より、タイの首相、オマーンの国王の方が、ずっと偉くて立派に違いない。国家と個人とでは、これまた当然ながら違う尺度が当てられるはずだから。

 ところで日本は米国のいわば補佐役。その日本に住む僕は、会社では事業所長の補佐役を務めており、(調剤の仕事はしていないけれど)医師の補佐役とも言える薬剤師でもある。また次男坊で、これまた兄貴を補佐する役回りみたいなもの。
 亡くなった祖母によれば、うちの祖先は四国のどこかの殿様の馬廻り役(警護係兼重臣)だったらしい。これまた補佐役。因果は巡る、か。
 そうそう米国の新大統領、表情が少しピリッとしてきたような。

 〔写真はAsahi.comより〕




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