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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

サッカー日本代表戦を見ながら

2005-08-21 08:48:03 | サッカー
 イランとの最終戦に勝ち、日本代表が予選グループ首位で本選へ向かうことになった。1位と2位とで本選の組み合わせには関係ないようだが、川淵キャプテンをはじめ、サッカー関係者もホッとしていることだろう。結局、アジアで2位以内。やはり強くなっているのだろうか。
 W杯出場を決めた北朝鮮戦の試合後、ベンチの前で皆が喜び合っているのを見たが、この人誰?って顔もたくさんあった。コーチやチームドクターやホペイロ、その他もろもろの役を持った人たちなのだろう。選手や監督が立派にやり遂げたのはもちろん、こういう裏方がきちんと仕事したからこそ、結果が付いてきたのだと思う。そしてその家族や友人や恋人、先生や後輩、さらにユニフォームやスパイクのメーカーの人たちを含めると、その“サポーター”とも言うべき人の数は、ものすごいものになるだろう。それら皆の力が集まって、W杯出場となったに違いない。もちろん、スタジアムやテレビの前で応援するサポーターの力も。
 これは何もサッカーに限らず、たとえば宇宙計画についても言えることだ。選手や監督、宇宙飛行士はもちろん大変な努力を払ったには違いないのだが、最前線の彼らの力だけでは、大仕事を成し遂げることはできない。人はなぜ生きるのか、ということにも通じるのだが、その話はまた改めて。
 ところで、デモまでやったジーコ監督解任論者たちは、今ごろどう思っているのだろうか。「ジーコ頼むから辞めてくれ!」なんて言っていた人に、聞いてみたいものだ。それとも、解任要求する機会を、今も狙っているのだろうか。だとしたら、ある意味偉いとも言える。
 就任するにしてもまだ先だろうが、解説なんか聞いていると、個人的には北沢豪氏はいい監督になるんじゃないかと思っている。プレーも一生懸命だったし、特にフランス大会で直前に代表を外れた経験は、いい財産になっているはずだ。レギュラーはもちろん、サブの気持ちもわかる、というのか。
 ともあれ、ドイツ大会が楽しみ楽しみ。

P.S. 駒大苫小牧高校、夏の甲子園連覇おめでとうございます。
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