ヒューマン ビヘイビュア～③

梅はまだ一分咲きのようで、寒さが緩んだ今週もつぼみは少し固め。
若枝は沢山伸びていて、咲く準備は出来つつある様子。
ダウンを着て今日のような日に街を歩くと、
布団に包まれているようで眠ってしまいそう。
お堀の水に映る建物の揺らめく様を見ていれば、
案外自分と思っている存在が実は水面に移る映像なのではないかと思ったりして、
寝不足のフラフラとした揺らめきが自己存在の揺らめきを感じさせる。
「言葉」はもちろん大事だけども、その表現方法も考えないといけないやね。
そんなこともなんとなく思い、今日も日が暮れた。
体調や天気によりあっさりと人は思考を変節させる。
思っているより不確定なんだよね人間様って。

サバイブ ウィズ ブックス

すっきりしない天気と頭、髪も中身もボサボサだ。
あれやこれやを忘れてあたふたと出動はしたものの、
本を読み出すとそんなことは忘れて集中できる、有り難いこっちゃ。
今月８冊目で、間に他の本をはさみながらも子母澤寛さんの「勝海舟」も４巻目。
規模は違いながらも今時の組織にも当てはまることを感じ、ふむふむ。
いつからこんなに読書にはまるようになったろうか？
手っ取り早く集中、没頭できるということが短気な私にも合っている様子。
「最初に言葉ありき」だから、
その言葉の集積たる本は有意義に読ませていただかないとね、人類の端くれとしては。