芋ごはん

　資料の片づけをしていたら、その昔広島市の給食献立委員をしていた頃のものが出てきた。その中に、芋ごはんがあって、保護者から「栗ご飯じゃなくて芋ご飯だなんて、可哀相です」なんていう苦情が入っていたことを思い出した。
　どうして芋ご飯が可哀相なのか、私には分からなかった。そのお宅で、芋ご飯なんて食べないのなら、尚更給食で出てくるのは有難いはずで、そういう家庭は何を食べて暮らしておられるのかなぁ…と思ったものでした。
　そういえば、さつま芋があったな…てことで、芋ご飯を作りました。



　うちのお姉は「わ～～～い、芋ご飯じゃぁ！！」と歓声をあげました。そうだよね～。戦争を知らない親が育てた子どもなんだから、栗ご飯と芋ご飯は同列だよね～。