外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

嫌な外教 part2

2019年10月17日 | 日記

10月17日(木) 曇り

今朝の散歩の時間に鉄棒に足を載せる股関節のストレッチを試みたの
ですが、以前は上がっていたはずの高さもできなくなりました。
だんだん硬直してますね。

さて、今日の2年生の授業、再びリスニングとシャドウイングの話を
しました。まだ耳にタコができるほどではないですからね。

先週彼らの授業で「習った内容を30回以上聴いた」学生がどれくらい
いるか尋ねたら僅かに一人でした。

先日の済南教師会で北京の学校のやり方に誰もが絶句した状況を
思い出しました。山東省のトップ5に入る学校でもそこまで重点を
置いてはいないようです。
一方で北京では著名な大学の日本語科主任が今でもNHK放送を
シャドウイングしていると。

30回という数字はあくまでも私が最低限の数字として掲げている
数字ですが、それを多いと見るか少ないと見るか。

山東省ではこれを多いと見る、北京の学校ではやって当たり前と見る。
私と同じ広島出身の教師の発音指導(というよりチェック)を受けている
1年生はチェックを受けるまで廊下でひたすら音声を聴いて準備を
していますのでその回数は100回を超えることもあるのではないかと。

北京に行く前は、私の指導方針が異質なのかと思っていました。
北京ではそれが当たり前どころか私の想像を超える世界がありました。

山東省では苦笑いされることが北京では鼻で笑われる可能性もある。
4年次にはそういう環境で過ごしてきた学生と考研で戦うのです。

またもお通夜状態で授業を終わらせました。

以前なら「言い過ぎたかな?」と反省することもありましたが
今は「この程度でシュンとするなよ」と思っています。

 

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