外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

中国の新幹線、動車と高鉄の違い

2012年09月27日 | 日記
9月27日(木) 晴れ

北京にいるたけしに遊びに行く旨を伝えたときに、休みが始まる29日から3日頃まで
北京から維坊の動車(新幹線)のチケットが無いという話を聞いたのですが、彼から教わった
ウェブサイトを見ても特にそんな風には見えなかったので、安心しきって予約しなかったの
ですが、昨日漸く北京→維坊のチケットを購入して彼の言わんとすることが分かりました。

今の中国の新幹線には2種類の新幹線があります。
一つは従来の新幹線で動車、チケットや時刻表にはDの後に数字が表記されます。
最高時速が200km
もう一つは昨年誕生し、事故を起こして有名になった高鉄、Gと表記されます。
最高時速が350km

高鉄が敷設されて以来ほとんど鉄道に乗らなかった私には動車も高鉄も新幹線と定義づけ
あまり違いを気にしていなかったのですね。動車が高鉄よりも安いと聞いていたのですが
維坊-青島間については2元ほどしか違わないですし何故か二等車については高鉄の方が
安いのですね。

チケットを予約購入できるサイトを見ても高鉄と動車がずらりと並んでいたので、まだまだと
余裕に構えていたのです。
そして、昨日予約だけでもしておこうかとサイトをよ~く見まして、その値段の違いに
気づいたのです。
維坊-北京間の二等車、動車195元、高鉄260元。65元の違い。
もちろん所要時間も違います。動車は4時間を切るものは少ないのですが高鉄だとほぼ
3時間半以内。
そして往復を予定している日のチケット状況を見ましたら動車の二等車はほぼ売り切れ。
残っているのは動車の一等車と特等車、そして高鉄の全座席。

そういうことだったかと分かったときは後の祭りですね。
当初は4日に北京を発つ予定だったのですが、せっかく宿泊費もないのだからと5日の状況を
見ましたらちょうど昼時に動車の二等車が1枚残っていたので、すぐに予約しました。
とりあえず帰りのチケットは確保で一安心と思っていましたら、そんなに甘くは無い。
45分以内に購入しなければ予約は無効になるという表示が出てきたのです。
確かにそうでもしなければダフ屋系の悪用があり得ますからね。
いつも使っている銀行のネットバンキングを使おうとしたらその銀行の表示がない。
別のかなり面倒な銀行はあったのでそちらにアクセスしたのですが、暗証番号を忘れており
漸く思い出したときには間違えた回数が規定数に達して再アクセスは明日以降というふざけた
表示が出てきました。
時間はまだ30分ほどあったのですが、焦ってたけしに電話して彼の銀行カードで支払いを
お願いしようとしたら、日本でも有名になりつつある銀聯経由で私がいつも使っている銀行の
ネットバンキングが使用できることが分かり、支払い完了。

一枚のチケットを購入するのに支払いの処理だけで相当疲れてしまったのですが、続けて
行きのチケットを見ておりましたら、こちらの二等車は高鉄のみ。
時間が経てばキャンセルが出るかもしれない、という期待を込めて保留にしています。

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