外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

遅いサイン

2020年06月27日 | 日記
6月27日(土) 曇り時々雨

一昨日の午後に広島大学から合格通知が来ました。
4年次留学プログラムへ応募した今の学校の
3年生への合格通知です。

希望していた指導教授が学部の看板教授であり、
私の教え子の情報では、このプログラムでの
受入れは比較的少ないことは知っていたので
不合格も覚悟していました。

さて、ここで問題になるのは協定です。
学校が始まってないとは言え、動きが遅い。
教え子の合格通知を送信し、協定へのサインを
急かしたものの、
「このプログラムで応募する対象は全ての学部か?」
という気の抜けた返事。

今、私が話をしている相手は
国際部友好校管理の責任者ですが、

ひょっとして・・・・
広島大学はおろか、日本の大学のランキングなど
全く知らないのでは?

泰安の学校は山口大学と提携を結んでいますから
日本語科主任が広島大学のレベルを知っている訳で
サインまで2週間は待ちましたが
「なかなか学長に会えない、もう少し待ってくれ」
という連絡がありました。

日本語科主任に私の推測を伝え、広島大学について
中国語で紹介して欲しい、と依頼したところ
日本科主任も広島大学のレベルをネットで見て
初めて知ったそうで、紹介文を私が先に書いて
それを主任が中国語で紹介する、ことにしました。

まずはSGU(Super Global University)のタイプAで
あることの紹介、
続いて世界ランキング、これは山東省の名門である
山東大学よりも高い位置にいます。
そして提携校一覧。


そしていくつか挑発的なことも。
広島大学から当校へ協定を求めることはない。
広島大学からすれば当校との協定は重要ではない。
新外教が広島大学の国際部の責任者と懇意だから
当校との協定を【稟議】にかけてもらうことができた。
そして3か月後に漸く協定の許可をもらえた。
当校で何か審査することあるの?
(自分の置かれている立場を理解してよね)


日本語科主任に
「(中国人から見て)過激に見える部分は削除」の上
中国語訳を依頼したところ
挑発的な部分は
「外教がこれまで広島大学と積み上げてきた信頼の上で
 もらえた協定の機会、迅速にサインすることを祈る」
と書き換えてくれました。

コネを使わなければ協定は難しい、というのは決して
フロックではないのですよね。
泰安の学校が山口大学と協定を結んだのは
日本語科主任が山口大学に留学中に新規開設学部への
交換留学の話が舞い込んで来て、それに乗れたと。

日本の大学から見て山東省の学校と提携してメリットを
感じるのはトップ3までだと思います。
中国海洋大学、中国石油大学、いずれも国家211工程に
入る名門校です。

はてさて、ちゃんと理解してもらえるかどうか。
















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