外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

いきなり第一号ですか

2014年09月28日 | 日記
9月28日(日) 雨

週末に生憎の雨ですね。
昨年に比べ今年は雨が多いような気がしています。まだ2年目なのでどちらが例年通り
なのか判断がつきませんけどね。
先日こちらでは珍しく台風がニュースになっていましたが、あの台風、発生地を見ると
かなり大陸に近いのですよね。
この近辺で気候が変わりつつあるのでしょうかね。

さて、外国語学部の寮が近くに移転してきて、学食への道もしくは学食内で学生に出会う
ことが多く、それはそれで楽しみなのですが、一方で見なきゃよかったと思ってしまう
現場に出くわすこともあるのですね。

日本語科の女子学生が他学部の男とカップルで歩いている姿。

幸せそうな姿に微笑ましくもあるのですが、一方で「この子も終わったか」とその成長の
ベクトルが急落するのがまるで赤字転落になった会社の株価を見るかのように予見できて
しまいます。

もちろん、校内で付き合っているからと言ってもちゃんと頑張っているカップルもいます。
私が知っているだけで複数人いるのですが、把握している割合で言うと1割未満。

今の2年生が1年生の2学期開始時に随分雰囲気が変わった子が増えたなと感じていたら
校内のあちらこちらでデート姿を目撃したものです。
そして授業中の態度はだんだん顔が下を向き、携帯をいじっている。

当時はこの学校の現状を把握してなかったので、説教をしたこともありましたが
新入生の実態を知った今では、お好きにどうぞ(笑)

無理やり勉強していて、しかも学校の周りにはこれといった刺激もない。
そんな状況で外国語学部の女子学生目当ての他学部の男性に誘われれば、乗っていくのが
自然な流れですね。

中国には日本で言うブティックホテルのような施設が無く、一般のホテルでも結婚証明の
無い男女は同じ部屋には泊まれないと聞いたことがあるので、恋人は一体どこで過ごす
のか不思議だったことがあるのですが、意外なところに巣窟があったのです。

「旅館」と書いた段ボール紙をバイクの籠に置き、客引きをするおばさん達。
学生が外食で良く利用する門を出たところに毎日います。
いくつか小さな食堂はあるものの人が泊まりにくるような場所ではないのですが
学生の一言で納得、「恋人向けですよ」

このおばさん達は旅館の経営者ではなく、土地開発で畑と土地を手放し、その代わりに
行政からマンションの部屋を数室あてがわれた方々なのだそうです。
そしてあてがわれた部屋を民宿のように貸しているのですね。
貸している相手はもちろん学生。

交際を始めると行きつく先は自然にその近辺になってしまうようです。

そして今日、たまたまある学生がそちらへ向かっていることを知りました。

先日の授業で私の方を満面の笑顔で見ながら流暢な英語で自己紹介をした女の子。
担当の先生に複数の学生が英語で自己紹介した旨を伝えると、その女の子を持ち出して
あの子はやる気があるし、しかも美人よねとかなり期待されていたのです。
私は別の意味で心配したのですけどね。いつ餌食になるのかと。

QQにメッセージがあり返信したところ、ちょうど校内を歩いていたところでした。
昼食を食べ終わったとあったので友達と寮に戻っている最中かと思いきや、一人だと。
そして「北門についたから、先生またね」と会話が終わりました。

あらら、絵にかいたような・・・(笑)

「今夜も一人♪生贄になる・・・」デーモン閣下の声が頭の中をこだましました(笑)

彼女が1割の方に残ってくれれば、勉強と恋愛を両立できるいい模範になることも
期待できるのですが・・

暫くは様子見ですね

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