外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

手応えあり

2012年12月03日 | 日記
12月2日(日) 晴れ

快晴で風も無く、少々暖かい、受験には最高の天候となりました。

いつも通り10時半に校門で待ち合わせて一緒に受験会場の学校へ。
試験会場へ到着してからまず会場の教室を確認したのですが、ここで興味深い状況を学生が
発見。ごく一部なのですが、校舎内で携帯電話の電波が入らない。
携帯電話を使う不正行為はこの会場では当たり前なので防止策だと思われますが、後で
聞いた話だとそれでも携帯電話の音が鳴っていたそうです。更に悪いことにはそれでも
試験監督が警告しなかったのだそうですから、本当に腐っている。

学生たちと昼食を済ませ、私は一足先に私の受験会場である隣の学校へ。
5級の受験者は私を含め3人、あとの二人も知り合い。
一人は夏休みに一緒に内モンゴルへ旅した日本人留学生、もう一人は同じクラスの韓国人の
女の子。3人ですから座る場所はもちろん適当。
私の背後に座った女の子に
『HSKは(韓国の大学の)卒業単位に必要なの?』と尋ねたら
5級は必須だと答えるので
『私に自信があれば見せてあげるのだけど、自信がないから見せられないね』と言ったら
爆笑しておりました。

試験対策として実施機関の北京語言大学が出版している問題集を少し解いてみたのですが
模擬試験の読解の出題が意味不明だわ、聴解の音声のスピードが普段聴いている中級のCDの
1.5倍くらいあり、いきなりこの速度じゃ無理、と半ば白旗状態だったのですね。
しかし、いざ始まってみると最初の数問と最後の長文は難関だったのですが、他は大体理解
できて、6割は超えたという感触。
読解についてはおそらく8割強。
単語の並べ替え及び小作文についても8割近い感触。
試験後半は『あのクラスで勉強しているならこのレベルは軽く突破しないといけない』とさえ
思えてきました。
たぶん、韓国の女の子も好感触だったのではないかと思えます。
しかし、まだ見ぬ6級はまだまだ先かもしれませんね。

試験終了後には二人を見送り、私は再度日本語能力試験の受験会場へ。
合流した学生たちは比較的明るい顔をしていました。夏の試験よりは易しく感じたのだとか。
1級は前回よりも難しかったそうで、少々暗い顔でしたけどね。

今日もまた学生を餃子に誘って、いつもの店に。
女の子だけ7人だったので、酒も飲まず、120元少々と懐にも優しいお勘定でした。

帰りはタクシーと思いきや、一人が「歩きたい」と言い出し、それに釣られて他の学生も。
学校まで歩いて30分程度の距離ですから、消化と楽しかった食事の余韻を楽しむという
意味も兼ねて歩きたいようです。
時間はありますから私も付き合いまして、9月に湿地公園を歩いて以来の散歩となりました。
途中、この10月末に開業した茶葉市場を見ながら、再度遊覧のチャンスでも探ろうかと
考えておりました。


2012.12.2 JLPT

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 期限は一週間 | トップ | くじ引き »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。