外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

主任からの返答

2019年12月04日 | 日記

12月4日(水) 晴れ

毎朝の運動を終えてから6時半に学食に向かっています。
最近は6時半でもまだ薄暗く、すれ違う学生の顔が判別できません。
「先生、おはようございます」
すれ違う学生に声をかけられて、1年生だと分かります。
私は毎朝毛の帽子に薄水色のウィンドブレーカーを着用して
いますので、学生は覚えているようです。

何故、ウィンドブレーカーを明るい色にしたのか、理由は単純で
出勤してくる人たちの電動バイクに轢かれないためです。
街灯が消えた後の道は危険ですね。
最近はスマホのライトを点灯させて歩いています。
安全第一。

さて、来期の担当科目を巡る先週の主任との会話ですが
金曜日に経過を知らせてくれました。
「学院のシステムに調整依頼を出したものの、変更はできないという
 返事だった。理解して欲しい」

学院のシステムがそうなら仕方ありませんね、と返事したところ

「教務側が全校の処理をしているため、現段階での調整は受け付けない
 のだと思う。学期末に再度調整を依頼するから了承して欲しい」と。

前回のメッセージで
「現1年生を2年生12月でN2取得させるのが今の目標」で
あることを伝えた後、済南市内の他の学校の2年生が先日の試験で
N2N1それぞれ一人ずつ受験することを伝えました。
この学校はここの主任と懇意になっている日本人教師がいる学校です。

いつN2N1を取らせるか、なんてことを学院側もしくは教師から
指導することは山東省ではあっても非常に少ない例でしょうから
それを明言することで主任も動いてくれたのだと思いますが
この結果如何によっては、来年以降の担当科目と使用教材については
こっちの要求を聞いてもらおうかと。

前回の日本語教師会で新しく赴任されて来た先生が「みんなの日本語」
及びその改訂版を絶賛されていました。この先生は以前は上海の学校に
いらっしゃったそうです。
私も改訂版が気になっていましたので、意気投合し盛り上がりました。

その会では私が初めて参加した今年度最初の会で、
「こんなの使い物にならん」と酷評した新経典の教科書を評価されていた
若手の教師が欠席だったので、遠慮がいらなかったのもあります。

JLPTの会場で会った泰安の学校の3年生も会話がままならず、
「教科書は新経典?」と尋ねると、はい、との返事。
出版社からバックマージンでも貰ってるのかと思えてしまいますね。
今年の4年生が2年生の時に私が会話を担当しまして、1学期は
指定通り新経典を使ったものの、こんなんじゃ話にならん、と2学期は
「みんなの日本語」に変更させました。
そして私を切って、また新経典復活ですね。

今週末に開催予定だった校内のスピーチコンテストが来週末に延期に
なりました。その日程変更のおかげで当初は参加不可だった、
主任と懇意にされている日本人教師が参加可能になりました。
この先生も「みんなの日本語」を絶賛されている一人です。
この先生にお願いして一緒に「みんなの日本語」を主任に
推薦しましょうかね。

もしそれでも拒否するようであれば、何か特別な理由があるのかどうか
探ってみるのも面白いです。

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今日の気になる話題
<首相へヤジで排除の男性、警察官らを訴え「言論萎縮に」>
https://www.asahi.com/articles/ASMD34J6CMD3IIPE00M.html

さすがの朝日ですね。
妨害する側の「表現の自由」は主張しても、安倍総理の演説を聴きにきた
聴衆が聴く権利を阻害されたことには触れていませんね。
まさに鮮脳

 

 

 

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