外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

差が出始めた1年生

2014年04月18日 | 日記
4月18日(金) 曇り

昨日の1年生対象の朗読大会は無事に終了しました。
1組と2組からそれぞれ5名の出場者があり計10名、うち一人棄権でした。

朗読するのは出場者自身が用意しておいた文章が一編と日本語科主任の先生が準備して
おいた文章4編のうち一つを選ぶというもの。
出場者自身が用意しておいた文章は教科書からのものがあったりアニメからのものが
あったりで、わざわざPPTを準備している学生もいました。

自身が用意した文章はさすがに上手に読むものの、主任が選んだ文章となると、難易度が
高いものもあり、手こずっている学生が多かったですね。
それでも上位の学生はしっかりと読んでいました。

会が終了した後事務室で他の先生方と論評している際に、私が一位だと思っていた学生を
他に二人の先生が最高点をつけていたことが分かりました。しかし、その学生は二位。
二位の発表があったときは少し驚いたものです。
あえて言えば甲乙つけがたいと言ったところでしょうか。

ただ、上位の二人が共に同じクラスの子で1組の学生だったのですね。
2組の学生は下位が多い。1組にはまだ他にも出場すれば上位に入る可能性がある学生が
数人います。
これはこの2学期になって私が感じていることと一致しています。

2組の方は一学期に感じていた熱がかなり冷めてきている。
授業中に携帯電話を触っている学生も多い。
1組の方は私の日本語に頷いている学生が若干ながら増えている。

私の授業の時間帯も関係するのかもしれないのですが、1組の学生は私が教室に入った際
ほとんどの学生が携帯に差し込んだイヤホンを耳につけ教科書を音読しています。
おそらく担当教諭の影響なのでしょうね。男性の先生で会話力は教師陣の中でも上位です。

以前他の先生に尋ねたことがあります。クラスの振り分けは入学試験の成績と関係
あるのかどうか。
答えは「関係なし」でした。
それにしても3年生も2年生も1組に所属する学生の方が会話力が高い学生が多い。

1学期に何度も口にしてきた、「毎日録音を聴きましょう」という言葉。
緩み始めた頭に届くかどうか分かりませんが、再度耳にタコを作らねばいけないようです。
コメント
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