外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

ある質問

2012年04月11日 | 日記
4月11日(水) 曇りのち晴れ

月曜日に研修派遣会社で授業をしたため、今日はお休みです。
杜先生が今日は早めに質問にいらっしゃいました。

テキストの内容ではないのですが、細かい質問が出ましたね。
「~そう」の使い分け。
国語文法で何というのか忘れたのですが、外国人に日本語を教える際の文法用語で
動詞の前ます形+そう 視覚などからそうなることが予想されること 雨が降りそうです
動詞の基本形+そう 伝聞などからそうなることが予想されること 雨が降るそうです
イ形容詞+そう 伝聞などからその状態が予想されること あのケーキは美味しいそうです
イ形容詞ーい+そう 視覚などからその状態が予想されること 美味しそうなケーキ

「くらい/ぐらい」と「ほど/程度」の使い分け
くらい/ぐらい は主に話し言葉に使われる
ほど/程度  文書や正式な表現の際に使われる


とまあ、ざっくりと思いついたことを伝えたのですが、あまりにも細かい違いに
溜息をついていましたね。。。かわいそうに・・・

ある中国人の日本語教師が
「世界で一番難しい言語(中国語)を使えるのだから日本語なんて簡単だ」と大学の先生から
励まされた、とお話されていました。私は相槌を打ったのですが、内心は逆でした。
中国語は確かに発音においてはとても厄介で難しいですね。
しかし、こと文法については日本語には及ばないと思います。日本人でさえ難しいのだから。
コメント
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