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書名 :成功の法則92ヶ条
著者名 :三木谷浩史
出版社 :幻冬舎
刊行年 :090625
日付 :100311
定価 :1,600円
入手法 :図書館
評価 :◎
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【書抜き】
*世の中の常識なんていい加減なのだ。絶対に正しい考えなど存在しない。
常識を疑い、常識に反することを恐れず、自分の信じる道を進もう。
概念は常に、揺らぎながら進化していくのだ。
* 持って生まれた才能だけでは、本当の意味で成功するのは難しいのだ。
自分を高める努力を続けなければ、本当の意味での成功を手にすることはできない。
*成功している時にこそ、自分を疑うこと。
自分のやり方が、すべてではないと肝に銘じること。
そして、完全なゼロからスタートする勇気を持つこと。
初心を忘れないとはそういうことだと思う。
*考えて行動するのではなく、考えるために行動する。
*小さくていいから、まず初動を起こすこと。それから、考えればいい。
そして、次の行動を起こす。
また考える。
さらに、行動する。
その繰り返しが、ビジネスを創造するのだ。
*現実の壁に向き合ったときは、思わぬ方向にボールが跳ね返ってしまうことを忘れてはいけない。
むしろ、チャンスはその思わぬ方向に隠されていることが多いのだ。
*0.1%の改善の積み重ねが、成功を生む。
そして、大きなチャンスを的確に掴み取れる。
そういう人を運がいい人と言う。
*重要なことは、そういう01%の努力を毎日続けること。
思いついたときにやるのではなく、毎日その努力を積み重ねるための、自分なりの仕組みをつくること。
*地道な作業ではあるけれど、その地道な作業の積み重ねが、大きな結果を生む。
*千里の道も一歩からという。
一歩でも半歩でも、自分の踏み出す足が、確実に目標の方向へ向かっているかどうか。
自分の行動に具体性があるかどうかを、いつも確認しながら仕事をしよう。
*我々は、いつも付加価値を創造するために走り続けなければならない。
顧客の人生を豊にし、社会に貢献するためには何をなさなければいけないか。
それをいつも本気で考えて、実現していく。
それが現代のビジネスに取り組む人間の使命であり、また競争を勝ち抜くための最善の方法なのだ。
*速度と俊敏さ。
スピードには2種類のスピードがある。
優れた組織は、その両方を備えていなければならない。
*0.5%の努力の差。
それが、決定的な差になることをいつも意識しよう。
そしてその最後の0.5%の努力をいつまでも維持するための仕組みを作ろう。
最後の最後に踏み出した一歩で、主観的なクオリティは二次曲線のように急激に上昇する。
(僕はこの曲線を、三木谷曲線と呼んでいる。)
*失敗の中には、大きな飛躍の鍵が隠されている。
石に躓いて転んだら、その石をよく観察することだ。
その石は、宝石かもしれない。
*戦略を考えるのも大切だけれど、エグゼキューションと、オペレーションの重要性を忘れてはいけない。
そこにも工夫の余地が山ほどあるのだ。
*Never too late.
人生に遅すぎるということはない。
今この瞬間から始めれば、この世に不可能ということはない。
僕は心の底から、そう信じている。
【コメント】
*楽天、三木谷氏が2年前に出版した成功哲学の総論だった「成功のコンセプト」に対する各論を展開する。
三木谷氏がどう考え、どう行動しているのか、その基本方針を説明してくれている。
*名言が多い。特に三木谷曲線は重要だ。0.5%の努力の差が決定的な差になることをいつも意識しなければ。
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