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動画・音声・インタラクティブ性などで織り成す新スタイルのマンガ制作日記

【時空マジシャン】OPムービーcut1~7

2009-11-10 15:19:58 | Weblog
本編はこちら⇒ 【時空マジシャン】Chapter.2 オープニング・ムービーcut1~7

きのうwebcomic.tvサイトにOPムービーのcut7をアップロードしました。今回も1カットだけですけど。アップする直前にちょっとしたミスを発見!次のcut8~cut9を制作する時に修正する予定です。

cut7で占い師がシュパっと1枚のカードを引きます。そのカードを見た占い師は、目を見開きその後視点が定まらない表情になるんですが、その時に彼女の黒目の上になにやらゴミのようなものが現れるんですよね。

ムービー・クリップだけで動作チェックしたときはなかったのに、全体を連結して動かしてみたらこのゴミのような影が現れました。(このアニメーションはベースのムービーに空のムービー・クリップを作り、そこに大体1カット単位で作ったswfファイルを読み込むというやり方で制作しています)

そのような場合は、黒目の画像を1ピクセル程ずらしてやると直る場合が多いので問題ないとは思いますが。

それから、目を見開くときのタイミングもちょっとずれてしまいました。これもムービー・クリップだけのときは丁度良いタイミングで目を見開いてくれたんですが、ベースのムービーと連結したら再生スピードが遅くなってずれたようです。タロットカードの乱舞は、スピードが遅くなってくれてかえってひらひら感が表現されて良くなったですけどv(。・・。)v♪。

目を見開いたり、目が泳ぐような表情を描いていると3DCGならではの制約をやっぱり感じます。手描きの線画のように自由に顔をくずせないんですよね。

もともと3次元の画像なので2次元レベルの修正、つまりポストワークでは限界があるし、2次元では許される顔の変形が3Dでは気持ち悪くなってしまったりするわけです。

たとえば手描きの漫画では、目がテンになったり口がガバーッと開いて顔の8割くらいのでかさになったりしますよね。3DCGで目がテンになるとウーパールーパーみたいになりそうだし、口の中もリアルに作り込んであるのでそのまま巨大化したら不気味でしょう、たぶん...

でも2次元の漫画やアニメでいろいろな表情表現が編み出されてきたように、3Dでも工夫次第でおもしろい表現の可能性があると思うので今後トライしてみたいと思ってます。

さて、やっとcut7...まだcut7...こうやってこつこつ制作を続けていけば、いつのまにか中盤やがて終盤...そしてついに『OPムービー完成まであと一息だー!!』となっていくんでしょうね...

でもそこに到るまでには、占い師の心象風景を表現したり、彼女が自分の使命を悟るシーンなど数々の山あり谷あり。

まだ先は遠い。