cut13~cut16です。ちょっと悩んでしまいました。
cut13。瞑想しているのか、それとも眠っているのか...目を閉じていた吊られた男が突如カッと眼を見開いた。そしてたちまち異界は光の海に。
cut14。占い師も光の洪水に飲み込まれる。どこからか民族音楽的な打楽器の反復音が聴こえる。♪タンタンタン・ツカ・タタタンタン・ツカ・・・
cut15。その大地の鼓動を想わせるリズムにのって、女神の聖なる舞踏が行われる。そしてそのダンスを見守る四聖獣(天使・牡牛・獅子・鷲)。
cut16。やがて光の海と聖なるリズムがゆっくりとフェードアウトしていく。石造りの古びた遺跡のような丘で我に返る占い師。
さて、何を悩んでいたのかというと、吊られた男と女神のような人物のダンスの間にもう少し話しを挿入しようかやめようかと...
結局やめました。挿入しようと考えていた内容は、吊られた男の見開かれた眼によって催眠術にかけられたかのように占い師が瞬間的な心の旅に出るという内容です。
その一瞬の心の旅の間に時間的制約から解き放たれた世界で起こっている森羅万象を垣間見た占い師。そしてそこでいままで想像もしなかった視野・視点を手に入れるというわけです。
このように文に書くと数行ですが、このシーンを盛り込むとかなりの長編になってしまい、完全にオープニング・ムービーの枠を超えてしまい収拾がつかなくなってしまうでしょう、たぶん。
その内容をOPの枠を超えずにスマートに短く、なおかつ分かりやすく描けないものかと悩んでいたのですが、難しいので断念しました。
でもChapter.3以降のOPで使えそうな場面があれば取り入れてみたいと思ってます。