Chapter.2オープニング・ムービーの画コンテを描き始めました。先日ノートに走り書きしておいたアイディアをささっとまとめて完成...というつもりが次々と問題が出てきてなかなかまとまってくれません。
今日は冒頭のcut1からタイトル表示のcut4までを清書してアップしました。
まずcut1。「18世紀の中頃、南仏の港町...」と画コンテに書きましたが、具体的にはマルセイユのつもりです。なぜマルセイユか?それはこの画コンテを読み進むにつれて明らかになっていくので、後のネタにとっておくことにします。
小さな広場を利用して小規模な市場が開かれているシーンの俯瞰から始まります。どこからか聴こえてくる音楽。
この時代に相応しい音楽...やっぱりフランスですからシャンソンですよね。18世紀ごろ流行ったシャンソンということでさがしてみたらありました、「きらきら星」。
「トゥウィンクル~トゥウィンクル~リトルスタ~♪」とか「エイビ~スィ~ディ~イ~エフジ~♪」などいろいろな歌詞で歌われてますが、原曲は18世紀にフランスで流行った「Ah! Vous dirais-je, Maman(あのね、お母さん)」というシャンソンだそうです。
実際にムービーの中で使ってみないとしっくりくるかわかりませんが、今のところこの曲でいこうと思ってます。
さて、その広場の奥にある古びた建物の壁を背にしてぽつんと座る占い師。
1720年にはマルセイユで黒死病と呼ばれたペストが大流行し、1789年にはフランス革命が勃発します。その間(はざま)の時代に現れた占い師...いったい何をしているのでしょうか?
続きは次回のブログで。
そういえばマルセイユ。昔旅行で行きそびれた経験がありました。
パリに行ったことがあるんですが、そのときもうちょっと足をのばしてマルセイユまで行くつもりでした。本場のブイヤベースが食べたかったんですよね。食いしん坊なもんで(m^ェ^m)ゞ。
でも体調をくずしてしまい断念。
もしあのときマルセイユに行っていれば今回の描き方も変わっていたかもしれません。時代は違いますが...