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動画・音声・インタラクティブ性などで織り成す新スタイルのマンガ制作日記

続・ステレオグラムで一休み

2008-10-25 20:25:37 | Weblog


9月25日に「ステレオグラムで一休み」というブログを書きました。今日はその続きです。

目に良いとされるブルーベリーも時期を過ぎ、くだもの売り場から姿を消しました。韃靼蕎麦とステレオグラムで眼精疲労を乗り切らねば...ほんとうは睡眠が一番なんでしょうけど。

前回は交差法という裸眼立体視の見方を書きました。交差法の他に平行法という見方がありまして、その両方の見方を交互にやることで目の運動になると思います。

つまり、近くで目の焦点を結ぶ交差法と遠くで焦点を結ぶ平行法とで眼筋のこりをほぐしたり、視力回復を図ろうというわけです。

交差法のときのモデルは【時空マジシャン】のアヤだったので、今回のモデルはすずめです。なぜブランコみたいなものに乗っているかは、本編p.15をご参照ください。

平行法の見方は以下の通りです。

 1. 遠く(PCのモニターの向こう側)を見るように画像をぼんやり見る
 2. 左右のすずめの画像が分身の術のように4体にブレて見える
 3. 4体のうち真ん中の2体に神経を集中し、真ん中の2体が重なるようにピントを合わす
 4. ピントがぴたっと合うとすずめの画像が浮き上がったように立体的に見える

前回のアヤの画像より、今回のすずめの画像は一回り小さく作ってあります。なぜかと言うと平行法の場合、画像が大きすぎたり左右の画像の間が離れすぎているとピントを合わせるのが難しいので。

平行法と交差法の二つの見方を比較してみるとどちらが難しいでしょうか?

以前私の職場でステレオグラムがちょっと流行ったことがあります。そのときは平行法の方が簡単というかやり易いという人が多かったようです。私も最初に出来るようになったのは平行法でした。

交差法はこつをつかむのに少々時間がかかったのですが、ステレオグラムに慣れた現在では交差法のほうがやり易いように感じています。それに交差法のほうがより立体感がクリアに見えるような気がします。

平行法と交差法を交互にやると良いと書きましたが、やりすぎは禁物です。私もついやりすぎてしまってかえって目が疲れてしまい、後悔したりしてます。

過ぎたるは及ばざるが如し...ですね。