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動画・音声・インタラクティブ性などで織り成す新スタイルのマンガ制作日記

カードキャプターさくら(バイリンガル)

2006-10-19 22:22:41 | Weblog

いつもはこのブログでWebcomic【時空マジシャン】の制作日記を
書いているんですが、ここ数日ほとんで進捗がないので制作裏話などは
とくにありません。

新たな画像もとくに作っていないので、上の絵は【時空マジシャン】
8ページ目の2コマ目におさめる前の元絵をつかいました。

今日のタイトルはなぜカードキャプターさくら(バイリンガル)なのか...

Webcomicは英語翻訳バージョンも数日おくれでアップロードしている
ということを先日のブログで書きましたが、その翻訳作業でカードキャプター
さくらのバイリンガル版が非常に参考になっています。

私は英会話が得意というわけではなく、もっぱらボディランゲージ派。
そんな私がWebcomicのセリフを翻訳するときにたよりにしているのが
バイリンガル版のコミックなのです。

普通に英訳すると文語調になってしまうので、そのままでは登場人物の
セリフとしては使えません。そんなときにカードキャプターさくらやドラえもんの
バイリンガル版を見ながら翻訳するのですが『なるほど、このように訳すのか!』
という感じでとても役に立っています。
(もちろん思うような場面が見つからなくて苦労することもしばしばですが...)

英語がとくいでない私が言うのもなんですが【カードキャプターさくら】の
翻訳者ショート・みちる氏の訳は原作にマッチしていてとてもわかりやすいです。

ところで私はこれまで【カードキャプターさくら】というマンガを読んだことが
ありませんでした。

感想は『とてもかわいいですわ(知世風)』デス。

はじめカードキャプターさくらの表紙を見たときは、目が顔の面積の3分の1を
しめている伝統的な少女漫画風の絵柄でとくに新鮮味は感じなかったのですが、
読み始めるとなぜか(?)とてもかわいい。

河内弁(ですよね?)を話す守護獣ケルベロスも最初はピカチューやNHKのななみ
より『かわいくない!』と思ったんですが、なぜか『小粋でかわいいケロちゃん』
になっていくから不思議やで~。

また、描線が非常に細く(ロットリングですかね)、バガボンドのような男漫画の
がっしりした線を見た後で読むとたよりなく感じそうなものですが、ハッチング
などを多用しているわけでもないのにしっかりした絵ですよね。

という具合に分析していくとまだまだいろいろと書きたいことがでてくるんですが、
おもしろいマンガを読まず嫌いしていました!
別に嫌っていたわけではありませんが...