こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

戦艦 榛名 3

2010-01-17 17:30:56 | Weblog
中央部の構造部を作ります。

この部分は煙突を囲むように探照灯台が設置され、トラス構造物が集中しています。
エッチングパーツの最大の見せ場になりそうな所です。

今回は別売りの純正エッチングパーツを用いて、この部分をディティールUPします。

かなりしんどい作業でしたが、塗装後でもかなりの効果が確認出来ますね。
こういう改造(?)は完成時のレベルを確実に上げてくれるのですが、
他の模型とのバランスが崩れる可能性を考えないと1つだけ浮いてしまいます。

なので、一度エッチングパーツを使うと使い続けないとレベルが維持出来ません。
これが一番の泣き所かも知れません。

戦艦 榛名 2

2010-01-16 17:53:04 | Weblog
艦橋の製作を開始します。

戦艦の艦橋は、何層にも積み上げられた城郭の様な構造をしており、
模型でも同様に積み上げていかねばなりません。
各層には窓があったり、当然ながら床も有るので、
塗装と組み立ての交互作業が続きます。
手間のかかる部分ですが、艦橋の製作は頑張った効果が如実に出ます。

かなり拡大して撮影していますが、ミートボール程度の大きさなので、
キットのモールドの凄さが判ると思います。

また、船体の後半部に後部艦橋と呼ばれる小さな構造物があります。
(写真 右側が後部艦橋)
こちらは一発抜きで塔の部分が最初から出来ており、
キットの部品の多くにスライド金型が使われている事が判ります。

戦艦 榛名 1

2010-01-15 20:40:40 | Weblog
戦艦 榛名の製作に入りました。

キットは発売から1年位が経過したフジミの1/700です。

昨年、同型艦の金剛を作った際にキットの良さに驚きましたが
それは榛名にも引き継がれています。

金剛型は4隻が竣工しましたが、異なる部分も多いのでパーツの大半が共用出来ません。
そんな中で榛名が出たのは嬉しい事です。
時間をかけても構わないので、残る同型艦の霧島・比叡を開発して欲しいです。

製作の方は船体・甲板の塗装から始め、艦底の取り付けと従来通りの進め方です。
すでに甲板上の突起物の塗り分けも終わりましたが、
今回はアンカーチェーンのモールドを削り取り、金属製の鎖に変えようと思います。
失敗したら目も当てられませんが頑張ってみます。


戦艦 山城 8 完成!

2010-01-13 22:36:50 | Weblog
山城が完成しました。

扶桑と一緒に記念撮影(上が扶桑、下が山城)

並べてみると、3番砲塔の向きが逆な点や
艦橋の構造が全く異なっている事が良く判ります。

アオシマは非常に上手く両艦を差別化してますね。

実際、かなりの部品が異なっているので
かなりの金型費用がかかっていると思うのですが・・・

それにしても、扶桑型をリニューアルした大英断に拍手です~!

さて・・・2010年の第二作も戦艦で行こうと思います。
(今年はまず戦艦を3連発で製作しようと考えてます)

戦艦 山城 7

2010-01-12 21:15:04 | Weblog
残りの作業も順調に進んでいます。

対空機銃は甲板上に設置された単装以外は取り付け完了!
扶桑を製作した時とレベルを合わせる為、
今回も機銃はファインモールドのナノ・ドレッドを使用。

驚くほどの精密さで、良く出来ているのですが価格が高いのが難点。
もう少し安くならないかな~~~。

カタパルト、クレーン、マスト、煙突のファンネルキャップも取り付けました。

明日には完成しそうです。

戦艦 山城 6

2010-01-11 16:09:16 | Weblog
製作の方は大きく進捗していませんが、扶桑と並べて撮影してみました。

両艦ともに、どんどん高くなっていった艦橋ですが
扶桑の不安定さと異なり、山城は比較的安定した構造に見えます。

主砲塔が付いていないので判り難いのですが、
艦橋の形状違いの原因として、3番主砲塔の位置が関与しています。

扶桑の3番砲塔は砲身が艦首方向へ向いてる為、
砲塔旋回時の砲身クリアランスの確保が必要で艦橋基部が窪んでいます。
対する山城は、3番砲塔の砲身が艦尾へ向いている為に
どっしりした構造となった様です。

1番艦の扶桑での不具合を山城の建造に活かしたので、
砲塔の配置は山城の方が優れているそうです。

戦艦 山城 5

2010-01-10 19:26:21 | Weblog
さて、引き続き山城を作っています。
本日は副砲、後部航空機作業甲板を製作しました。

舷側に並んだ副砲は、当初は片舷に8門(計16門)でしたが
最前部の1門が撤去されて14門になっています。

太平洋戦争に参加した日本海軍の戦艦は大和・武蔵を除き
舷側に副砲をケースメイト方式で装備していましたが、
対空火器を増やすに従い重量削減の為に撤去されていった傾向にあります。
(金剛型は計8門を残し撤去、伊勢型は航空戦艦に改造された際に全て撤去)

山城も扶桑も高角砲は増加していないので、重量軽減が不要だったのでしょうか。
また、同じ時期の扶桑は対空機銃用にブルワークを設けているのですが、
山城は土嚢を積み上げた簡素な銃座が6か所有ったようです。

キットの土嚢は完全に円形だったのですが、操作員の出入りや
弾薬の運搬に支障をきたすでしょうから、約1/3をカットして取り付けました。
(ちょうど視力検査のCみたいな形状になります)

続いて艦載艇も塗装して取り付けました。
6基の主砲塔を取り付ければ、完成に近い状態になりますが、
全工程から考えると50%程度の進捗だと思います。


戦艦 山城 4

2010-01-09 21:49:44 | Weblog
ちょっと製作が中断しましたが、艦橋の製作がほぼ完了しました。
(武装と21号電探を除き艦橋は完成)

同型の扶桑と並べて撮影すると、あまりの艦橋構造の違いに驚くのですが、
一緒に撮影していないのでサッパリ判りませんね。。。

さて、次は船体後部の航空機作業甲板や舷側に並んだ副砲等を作ろうと思います。

今回、艦橋の窓枠をエッチングに置き換えようか迷ったのですが、
昨年に製作した同型艦の扶桑と同じ仕上げにしたかったのでパスしました。
(同様に艦首のアンカーチェーンもキットのまま、手を加えませんでした)


戦艦 山城 3

2010-01-05 22:16:43 | Weblog
新たに艦橋基部を途中まで作製し、後部艦橋、煙突周囲と共に塗装しました。

船体に置いてみると、扶桑型の間延びした配置が良く判ります。
扶桑型は日本の戦艦の中でも主砲塔6基(12門)を持つ打撃力に優れた艦ですが、
その為に集中防御区画が広くなり、充分な装甲を施せなかったそうです。

また、主砲は2基を一斉にコントロールするのですが
中央部の2基は煙突を挟んで配置された為に管制上も好ましくなかったとか。
(次に建造された伊勢型は同様に6基の主砲ですが、2基づつ集中装備)

6基の主砲が一斉射撃を行うと艦全体が砲煙に包まれてしまい、
甲板上に爆風が吹き荒れたらしく、欠点の多い戦艦になってしまったようです。

戦艦 山城 2

2010-01-04 22:25:45 | Weblog
煙突周辺と後部艦橋の製作を行います。

純正エッチングパーツにより煙突周囲のトラス構造を再現します。
この位のエッチング使用が自分には一番合ってる気がします。
(あまりにも細かいのはパス)

後部艦橋は背が高い構造物の為なのか、2つのパーツを積み上げるのですが、
2つの部品の間に隙間が空いてしまいます。
この部分は細いプラ棒を巻きつけて接合部を隠してしまいます。

扶桑型の高角砲2基は後部艦橋の高い位置に装備されており、
こんな場所で運用上の不自由は無かったのでしょうか。
(弾丸を高い位置まで運搬するのが大変だと思うのですが)

殆どの大型艦艇が装備した89式12.7cm高角砲ですが、
これを日本海軍の戦艦で初めて搭載したのは山城だそうです。