こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

戦艦 山城 5

2010-01-10 19:26:21 | Weblog
さて、引き続き山城を作っています。
本日は副砲、後部航空機作業甲板を製作しました。

舷側に並んだ副砲は、当初は片舷に8門(計16門)でしたが
最前部の1門が撤去されて14門になっています。

太平洋戦争に参加した日本海軍の戦艦は大和・武蔵を除き
舷側に副砲をケースメイト方式で装備していましたが、
対空火器を増やすに従い重量削減の為に撤去されていった傾向にあります。
(金剛型は計8門を残し撤去、伊勢型は航空戦艦に改造された際に全て撤去)

山城も扶桑も高角砲は増加していないので、重量軽減が不要だったのでしょうか。
また、同じ時期の扶桑は対空機銃用にブルワークを設けているのですが、
山城は土嚢を積み上げた簡素な銃座が6か所有ったようです。

キットの土嚢は完全に円形だったのですが、操作員の出入りや
弾薬の運搬に支障をきたすでしょうから、約1/3をカットして取り付けました。
(ちょうど視力検査のCみたいな形状になります)

続いて艦載艇も塗装して取り付けました。
6基の主砲塔を取り付ければ、完成に近い状態になりますが、
全工程から考えると50%程度の進捗だと思います。