こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

4号戦車の模型(外伝)

2008-06-11 14:11:02 | Weblog
現在製作中の4号戦車D型が発売されたのは2006年だったと思います。
(もしかしたら2005年末かも知れない)

最初に出たのはE型で、その後に砲塔周囲に増加装甲を付けたE型、
C型、D型(通販限定でB型や潜水仕様も出てたと記憶)と
立て続けに発売されました。

4号戦車は、大戦初期から終戦まで使われ続けたので
非常に多くのバリエーションが存在します。

外見上で大きく分けるとしたら、A~E型までの短砲身タイプと
F型以降の長砲身タイプになるかと思います。

4号戦車の短砲身タイプは長い間、良いキットに恵まれませんでした。
(1/35ではタミヤが数十年前に発売した物が唯一でした)
その為、この戦車の発売発表は戦車ファンの熱い注目を浴びました。

*ドラゴン社の4号戦車が発売される前、トライスターと言う海外メーカーが
4号戦車(同じ短砲身タイプ)を発売していますが、これに関しては割愛します。

さて、多くの期待を集めて発売された第一弾の4号戦車E型でしたが・・・
起動輪の高さが低過ぎる!車体も実物より長いぞ!
砲塔のアウトラインが実車と違う!等の指摘が多発。
発売から間もなく、このキットは胴長故に”ウナギ戦車”と揶揄され、
多くのモデラーの期待を裏切る物になってしまいました。

その後、増加装甲付きのE型を発売した際に胴長は改善されましたが、
細かい部分のミスは相変わらず多く残り、D型、C型とバリエーション発売する度に
少しずつ改善されていくと言う妙なキットになりました。
(D型とC型の発売順序は覚えていません)

これは、メーカーが改善を重ねた事により実現したわけですから
その努力は認めなければいけないと思うのですが、
最初に発売されたウナギ戦車を買った人は、そのまま作らねばなりません。
(一般人の誰もが車体を切り刻み寸法を修正する事など出来ないのですから)

更に部品を必要以上に細分化した為、部品点数も尋常ではありません。
部位によっては、六角ボルトやワッシャー(だと思う)までもが別パーツ化されてます。
こんな分割の仕方に何の意味が有るのでしょう。
昨晩、途中まで部品数を数えましたが、500を越えた時点で挫折。
必要以上に分割された模型は、結果的に組み立て難くなります。
しかも肝心のアウトラインが完全に破綻しているのですから始末が悪いです。

何故、これほど私が怒ってるかと言いますと・・・
実は今回製作している4号戦車は3台目なのですよ。(爆)

最初に作製したのはウナギ戦車のE型。
これは苦労して修正したのですが、途中で萎えてしまい放置している間に
埃だらけになってしまい、棚から転落して大破!(ゴミ箱へ直行)

2台目は4号C型に挑戦しました。
順調に作業は進捗していたのですが、キャタピラと噛みあう筈の
起動輪の組み立てで左右の歯が微妙にズレている事に気が付かず、
(接着による張り合わせ部分に遊びが多かったのが原因だと思います)
いざ、キャタピラを巻きつける段階で取り付けが出来ない状況に陥りました。
無理やり修正を試みたのですが、起動輪パーツが歪み、
アチコチの部品が脱落する等、修復不能と断念。(またもやゴミ箱!)

そして今回のD型に至っています。
(実は、砲塔周囲に増加装甲を付けたE型も未製作で残っているのですが)
ここまで来ると半分は意地ですね。
幸いな事に、今の所は順調に進んでいるので完成すると思いたいです。

今思えば、最初のウナギ戦車の組み立て(修正含む)に泣かされてしまい、
以降、1年以上も戦車模型から離れた原因だったりします。

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