こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

ぶらじる丸 1

2010-11-04 21:03:11 | Weblog
ぶらじる丸は豪華客船で、同型のあるぜんちな丸と2隻が建造されました。
(総トン数 約1万トン、全長156mで甲板にはプールを備えていました)

就役は昭和14年、処女航海で世界一周しておりますが、
その後は南米航路を3回航行したのみで客船としての生涯を閉じています。

世界情勢の雲行きが怪しくなってきた昭和16年9月(日米開戦の3ケ月前)
海軍により徴用され輸送船になってしまった為でした。

ミッドウェー海戦で一挙に4隻の航空母艦を失った海軍は新規空母の建造計画を立てますが、
就役までに数年を要する為に大型で高速の客船に白羽を立てました。

あるぜんちな丸とぶらじる丸は航空母艦への改装が決まり、
ぶらじる丸は日本へ向けて出航したのですが途中で潜水艦の雷撃により沈没してしまいます。

残された僚艦の、あるぜんちな丸は空母・海鷹として生まれ変わっています。

キットはフジミから発売されたた物です。
先に空母・海鷹が発売され製作しましたが、少し間をおいて客船も発売されました。
あるぜんちな丸・ぶらじる丸の2隻が発売されましたが、
既に海鷹を作製していた為、あるぜんちな丸では無く、ぶらじる丸を買いました。

なお、キットは客船時代になっていますが他の艦船と並べると塗装が全く異なるので
今回は徴用後の輸送船として作ろうと思います。
本当はぶらじる丸が最も輝いていた客船時代が良いとは思うのですが・・・
(もう1隻購入して客船時代を作る日が来るかも知れません)

製作は船体から始めます。
左右貼り合わせ方式の船体と艦底を組み立てました。

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