無事、砲塔の組み立てが終了しました。
この状態で塗装に入ろうと思っています。
日本陸軍の戦車は砲塔が左右対称では無いものが多いのですが、
この89式も例外では有りません。
もっとも、これは砲塔の左斜め後ろに装備された車載機関銃の影響と思われます。
(写真では少しだけ銃身が見えていますが判るでしょうか)
この車載銃を砲塔内で取り扱う為のスペースが必要なことから
いびつな形状になっているのではないでしょうか。
ちなみに砲塔右側面に付いている、曲がったパイプの様な部分は
対空戦闘時に機銃を取り付ける為の架台です。(折り畳まれています)
89式戦車の主砲は57mm。口径18.4ですから非常に砲身は短いです。
元々、歩兵を援護する目的で開発されているので、初速が早く貫通力に優れた長砲身でなく
殺傷能力を重視した榴弾を発射する為の火砲です。
同戦車に使用された装甲板に対する貫通力は、距離45mで30.4mmだそうです。
50mm以下まで引き付けても、どの角度から射撃しても
アメリカのM4シャーマンを貫通することは出来ず、軽戦車M3スチュワートにさえ
歯が立たなかったことは容易に想像出来てしまいます。
太平洋戦争で陸軍が主力とした中戦車は新型の97式に変わっていましたが、
この97式も年式は新しいものの、以前として短砲身57mm砲を装備した車輌では
状況は殆ど変わらなかったようです。
この状態で塗装に入ろうと思っています。
日本陸軍の戦車は砲塔が左右対称では無いものが多いのですが、
この89式も例外では有りません。
もっとも、これは砲塔の左斜め後ろに装備された車載機関銃の影響と思われます。
(写真では少しだけ銃身が見えていますが判るでしょうか)
この車載銃を砲塔内で取り扱う為のスペースが必要なことから
いびつな形状になっているのではないでしょうか。
ちなみに砲塔右側面に付いている、曲がったパイプの様な部分は
対空戦闘時に機銃を取り付ける為の架台です。(折り畳まれています)
89式戦車の主砲は57mm。口径18.4ですから非常に砲身は短いです。
元々、歩兵を援護する目的で開発されているので、初速が早く貫通力に優れた長砲身でなく
殺傷能力を重視した榴弾を発射する為の火砲です。
同戦車に使用された装甲板に対する貫通力は、距離45mで30.4mmだそうです。
50mm以下まで引き付けても、どの角度から射撃しても
アメリカのM4シャーマンを貫通することは出来ず、軽戦車M3スチュワートにさえ
歯が立たなかったことは容易に想像出来てしまいます。
太平洋戦争で陸軍が主力とした中戦車は新型の97式に変わっていましたが、
この97式も年式は新しいものの、以前として短砲身57mm砲を装備した車輌では
状況は殆ど変わらなかったようです。