こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

日本陸軍 八九式中戦車甲型 2

2013-03-06 22:45:47 | Weblog
車体の組み立ては順調に進んでいます。
本日は主にフェンダー周りと後部の雑具箱(?)を取り付けています。

キットはモールドが施された部品を使う箱組み方式です。

写真からも判るように、恐ろしい数のリベットが打たれています。

日本の戦車はリベットの上面(六角ボルトの頭を思い浮かべてください)を
やすりで削って円錐型に加工していた事が幾つかの写真で明らかになっています。

これは被弾した際に少しでも弾丸が滑る為の苦肉の策なのですが、
基本的に装甲がペラペラな日本の戦車では、生産効率が悪いだけで
殆ど意味が無かったと言われています。

尚、八九式中戦車の装甲で最も厚い部分は車体前面の17mm。
他の部分は大体10mm前後で構成されています。

前回製作したBT-7の装甲も同程度なので、ノモンハンで対決した両者の防御力には
大きな差は無かったようです。