ユーロな日々

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レアルのニュースは面白い

2004年10月07日 | 欧州2010-2003
ついにモリエンテスが移籍希望を仄めかしたという報道が昨日流れたばかりだが、今日はレモン監督の、夜遊びに厳罰で臨む云々の発言が報道されている。具体的には次のようなことだ。
「献身、練習、組織が重要だ。練習の30分前にロッカールームに入ること。試合日も練習をすること。選手たちはそれを受け入れた」
「私の選手時代は、24時以降は外出禁止だった。今はそうした禁止令は違法らしい。しかし、選手には彼らの選手生活をこの偉大なクラブに捧げてほしい。もしできなければ罰を与えるしかない。クラブはその点を厳しく行くべきだ」
こういう発言がすんなりと選手たちに受け入れられるかは疑問だし、それをめぐる内紛を密かに期待してしまったりするのは、私だけではあるまい。
今日はペレス会長の発言も流れている。
「3試合だけで監督の座を降りるのは普通ではない」
「カマーチョにはひどい痛手を受けたが、われわれは、タレントだらけの選手を統制するためにガルシア・レモンに賭けた」
特に後段は、カマーチョにやめると言われたペレスが、ひどく狼狽したことを想像させておもしろい。メディアがおもしろおかしく書いている面はあるが、こういう一連の事態はフランス代表の状況と似ている。ドメニクがやった何年ぶりかの3バック導入、暗にアンリ不要を仄めかすような発言などが、がさまざまな波紋を呼んでいる。王国の崩壊を象徴するような出来事だ。フランス代表と同様、レアルにも王者の面影はない。
もうひとつ驚いたのは、ロベカルがスペイン国籍を取得するらしいというニュースだ。しかもロベカルは離婚しているのだという。フランス大会決勝敗退の翌日、自分には家族があるから大丈夫だが、ひどいプレーをして落ち込んだロナウドは(当時)ひとりものだから心配だと、コメントしていたことをよく覚えている。
たぶんロべカルは、人生を誤ったのではないか。金と名声に目がくらんだのだ。