バルサ 好調オサスナに完勝 ［バルサ－オサスナ ３－０ リーガ８節］

ここまで３連勝で２位というオサスナをカンプノーに迎えたバルサは、３戦引き分けで批判にさらされている。
今日も前半はダメだった。オサスナの完璧なディフェンスに阻まれてゴールを割れない。メッシのスーパープレーなどでチャンスは作るのだが、３度の決定的場面で決められなかった。そしてベレッチ、デコが負傷退場。
これはどうなるかと思ったが、後半開始直後、メッシのスーパープレーでＣＫを得るや、すばやくロナージーニョがエトーの正面にボールをいれる。
オサスナは全員まだ準備ができておらず、エトーは完全にフリーだった。
集中力を失ったこの一瞬が今日のゲームを決めた。
先制したバルサは自信を取り戻す。シウビーニョが左をえぐってエトーが２点目を決めたところでゲームは決まってしまった。
結果的にオサスナは完敗となったが、バルサを封じ込めるお手本のような前半のプレーは素晴らしかっただけに、後半開始直後のあの５分の気の緩みが悔やまれよう。
バルサのメッシは噂どおりの天才だった。スピード、テクニックでロナウジーニョさへ凌ぐほどだ。まだまだかみ合ってはいないが、こういうフレッシュな要素がバルサをマンネリズムから抜け出させるだろう。
問題はディフェンスではないか。
昨シーズンの失点が29だったのに、この７節までで10失点もしている。今日のオサスナにまったく攻撃力がなかったから完封したが、昨シーズンのようにうまくはいっていない。

［リーガ８節　バルサ－オサスナ　３－０］