ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

6番目さん妊娠経過 その②

2012年04月14日 | Myself
4月12日、31週目検診。
でも前回の検診は先週だった。
この日はエコー検査から始まった。
坊ちゃん達はJ家に預けて、ティアは一緒に連れてきた。
6番目さんの成長具合と腸と骨の白さ比べが主な目的。
最初に頭囲。
サイズから計算される妊娠数は32週0日。
Shantiaは31週2日。

「...シャーちゃんに似て頭でっかち??」

と思いながらモニターを見る母。
次は胴囲。
こっちは32週5日とか出るから!
おなかも出てる?!
そして太ももの骨の長さ。
29週6日。
母、内心大爆笑。
日本の血が濃いのかしら??
ついでに足のサイズはただいま6cm。
ちっちゃ~い!

前回のエコー時同様、片腕を顔の前に置いたまま動かない6番目さん。
出てきてからも片腕を顔の前に置いて寝るのかなぁ?
腕は顔の前に固定されているけど足はよく動くらしく、検査中も母を蹴る。
そしてその後モニターに映ったもう片方の腕と『Thumb Up』
...なぜ母を蹴った後に親指立てるかなぁ?
どんな坊ちゃんだ?!

曲げた足の付け根に溜まった皮膚がエコー検査ドクターにはとてもかわいく見えたらしくわざわざ写真をプリントしてくれた。
しかも『Leg Wrinkle』の文字つきで。
ついでに6番目さんの後ろ髪も写真に撮ってくれた。
今回はエコー検査が多い上に珍しい写真をいっぱい撮ってくれて、6番目さんは上5人が持ってない写真をいっぱい持ってるわぁ。
(例えば前回のおしりの写真とか)

肝心の骨と腸の白さ比較。
少なくとも素人のShantiaの目には腸が光っているのは見えなかった。
プロの目から見たらどうかは別だけど。

エコー検査が終わったかと思いきや

「あなたはもう30週過ぎてるか腹部エコーだと子宮頚管が見えないのよね。
だから経膣エコーするわね」

と妊娠6回目にして初の経膣エコー。
しかも

「じゃあお手洗いで膀胱を出来るだけ空っぽにしてね」

と言われ、エコー検査後にLABに提出しなければならない尿検査が可能か心配になった。
順番どうにかならないのかねぇ。

両エコー検査が無事に終わったところで待合室へ移動。
OBドクターの診察を待つ。
予約は10時半なんだけど、ちょっと混んでいる待合室を見る限り予定より遅くなりそうなのはわかった。
待合室で

「お腹空いたねー。検診終わったら何食べる?」

と既にランチを計画を立て始める母と娘。

10時40分過ぎに看護婦さんに呼ばれて診察室へ。
診察台に使い捨てシートが置いてあるのを見て、予定外の内診があるんだろうかと思っていたら看護婦さんが

「According to ultrasound pictures, doctor thinks you are in labor.」
訳:エコー検査の写真を見る限り、あなたのお産が始まってるんじゃないかってドクターが言ってるけど。

.
.
.
はいっ???

あんなに驚いたのは久しぶりだった。
全く予想しなかった宣言(?!)に思考回路が止まるかと思ったね。
お産が始まってるかも知れないので内診だそうだ。

11時にやっとドクターがやってきて(この日は忙しそうだった)、まず内診。
子宮口の位置はまだ高いらしい(=Good)
が、子宮口は1cm開いているとか。

「35週目の妊婦さんなら普通だけどあなた31週目だしねぇ。
滅多にあることじゃあないわよ」

と言われた。
そして問題のエコー検査の写真を見せてくれた。

「これが赤ちゃんの頭ね。頭と子宮頚管(だったと思う)の幅が1.07cmしかないのよ。
しかも赤ちゃんが動くと広がってるのが見えるでしょ?」

って。
素人なのでよく分かりませんが、1.07cmが短いのは分かる。

しかも前回の血液検査の結果が陽性だったらしい。
このウイルスに感染すると(Post Virusだったと思う)、極度な疲労感に襲われるらしい。
疲労感がありすぎて吐き気がしたり頭痛がしたり、と病気的な症状が出るとか。
ただいつこのウイルスに感染したかは分からないらしく、妊娠前なら胎児ちゃんへの影響はなし。
つまり妊娠中なら影響が出る場合がある、と。

「身に覚えはない?」

と聞かれても分かるはずがない。
妊婦である時点で疲れるのは分かってるから少々いつもより疲れていても休息不足かな?くらいしか思わなかっただろうし。
体内の水分がどうのこうの説明されたけど、この時点でShantiaの脳の新情報入力モードはOFFになっていたと思う。
説明を聞きながら

「…なんでジョセフ君が一緒にいないときにばかりこうもいろいろ説明されるんだろうか」

と思っていた。


てっきり腸管ハイエコーの行方が聞けると思っていた検診で全く予想外の展開になってもう何がなんだか。
お産が始まっているかもしれないので、次は部屋を移動してノンストレステストを受けることに。
まだランチに行けないのね。
胎児ちゃんの心拍数と陣痛の様子を観察するセンサーをつけられて部屋に放置されること約20分。
ティアは母のiPodで遊び、母はテーブルの上の雑誌をのんびり眺める。

しばらくしてドクターがやってきてモニターチェック。

「…4分置きに陣痛が来てるわねぇ?でも赤ちゃんにはまだ影響が出てないのが救いかしら。
感じる?」

と言われても。
とりあえず待合室で1回、診察室で1回は感じたことを伝えた。

「強い陣痛はやっぱり30分置きくらいなのね。
悪いけど明日も来てちょうだい。もう1回ノンストレステストね。
それからまだ34週になってないから万が一に備えてステロイド剤を注射するから。
赤ちゃんの肺の発達を助けるのよ」

と言われた。
また刺されるのか。

ステロイド剤の注射はこれまた予想を反してButt Cheek(おしり)にするやつだった。
まぁ胎児ちゃんに近くないと意味がないんだろうけどさ。
針が刺さったときは意外にも痛くなくて

「な~んだ、これなら余裕じゃん」

と思った次の瞬間、刺すような痛み。
薬が入るときのほうが痛いらしい。
あぁ、もうすべてが予想外。

ドクターからのこの日最後の助言(?!)は

「強い陣痛が1時間に4回になったら電話して」

だった。
…そんなに早産の可能性が高いのだろうか。
ちなみに全てが終わったのは正午過ぎだった。
3時間もかかった。


4月13日、2回目のノンストレステスト。
前日とは違う部屋で、いつもの看護婦さんとは違う看護婦さんが対応してくれた。
多分、いつもの看護婦さんは金曜日休みなんだろうな。
確か前回金曜に来たときも違う人だった。
心拍数と陣痛のセンサーを付けられて再び放置されたのはいいんだけど、Shantiaには疑問が残った。

「…このセンサーの位置で陣痛が読み取れるんだろうか??」

一応ね、出産を5回経験してますから素人なりに多少の知識はあるんです。
今回の陣痛のセンサー位置、どう見ても子宮底より上。
私の胃なんじゃない?
でも勝手に動かすのもどうかなぁ、と思ってそのまま放置。

約20分後、ドクターがやってきてモニターチェック。

「今日は陣痛が来てないわねぇ」

って。
…1~2回ほど感じましたけどね。
やっぱり位置が悪かったんだ。

「じゃあ今日は内診はなしね。でも来週また来てね。
それから帰る前にステロイド剤の注射もう1本ね。あれ、2本でセットだから」

って。
…あぁ、毎回刺されてる。



そういうことで、次回の検診は来週です。
普通ならまだ2週間置きの検診が既に毎週になっているところがねぇ。
とりあえず4月中は産まれないで欲しい。