ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

サプライズ☆フラレッスン その3

2006年10月05日 | Hula/Tahitian
Closing Song&オリを終って、ロビーに行くとカウンターの上にケーキが置いてあった しかもそのケーキにはなんとピンクの文字で

Congratulations Shantia

と書いてあるではありませんか!! くぅ~、カメラ持ってれば写真撮ったのにぃ。カメラ持ってれば、みんなで写真撮ったのにぃ。そうさ、私はいつも重要なときにカメラを持っていないのさ 道沿いにアザラシが寝ていたときも、道路をクジャクが横断していたときも、カメラを持っていなかったのはこの私...

ケーキの横にはココパフ(チョコレートシュークリーム)、そしてチョコチップクッキーが置かれてあり、高校生のダンサーが紙皿とフォークを配っていた。...もしかして、これって予め計画されてた??だから、Laniが電話で
「で、来週来る?」
とか、
「来週来るかどうか電話して」
とか聞いてた??
よく見ると、レッスンが終ったのがいつもより少し早め。...このために今日の筋トレが短縮されたり、ベーシックが1回で済んだのかしら?
(翌日気付いたこと:持ち帰りしたケーキ&ココパフの箱を見ると『Liliha Bakery』と書いてあった。おぉ!!以前から食べてみたいと思っていたお店のケーキだったんだー。『Liliha Bakery』は結構有名なんだよねぇ って最初に"ココパフ"と聞いた時点で気づけよ... ケーキはちなみに"Chantilly Cake"と言って、チョコレートケーキにココパフの上のクリームと同じものでデコレートされたもの。意外なところで有名店のデザートを食べる事ができた)

お迎えが来たために一足先に帰ることになった高校生が
「Shantia、おめでとう!私達からの風船も忘れずに持って帰ってね」
と言い残して帰っていった。確かにカウンターには大きな『ノアの箱舟』の風船とパールブルーとパールピンクの風船の束がある。
...これも私にだったの??てっきり、他にも誰か赤ちゃん生まれたのかと思ってた。しかしよく考えたら、他に妊婦いないじゃん!!とことん状況をつかむのが遅いShantia。

余ったケーキ類は主役(?!)である私がもらうことになり、片付けをしてハラウを後に。車に乗って、しばらくしてケーキの箱を見ると...

ん?これってもしかしてカード??

ケーキの箱の上に乗っていた白い封筒(注:ケーキの箱も白)を取ってあけると、やっぱり中はカード。しかもクラスメート&Laniからのメッセージ付き なぁんで私はこうも気付くのが遅いわけ??私、今夜のレッスンほとんど何が起こってるかわからないまま過ごした気がするわ。もっと気付いていればちゃんとみんなにしっかり『ありがとう』を言えたのにぃ 自分の鈍さに改めて呆れた瞬間だった。でもそれと同時にKeolalaulaniで踊ってて本当によかったなぁって思った。年齢は中学生から主婦まで、と離れてるけど、みんな仲いいもんねぇ。
カードに
「Welcome Back!!」
って書いてあるのを読んで、ちょっと笑えた。だって2回練習をミスしただけだもん。手術のときや日本に帰った時の方が長く練習をミスしたんだけどね。そういうのもとってもうれしかった

家に帰りついてから、カメラを持ち出し、今日の記念にと写真をパチリ

文字入りケーキは撮れなかったけど、レイと風船はちゃんと写真に残せた この風船、結構大きくて帰りの車の中すごかった

こうして産後最初のKeolalaulaniのレッスンは超サプライズの連続で終了~。

サプライズ☆フラレッスン その1

2006年10月05日 | Hula/Tahitian
出産から2週間、早速カネオヘのKeolalaulaniに復帰。先週、欠席の電話をアラカイLaniにしたとき、

「今夜は休むのね?じゃあ来週来るかどうかはまた電話して」
「来週は行くから」
「そう?じゃ、来週ね。赤ちゃん、連れてくるんでしょ??」

という会話を交わしていた。

ハラウに着いたのが練習開始5分前。1時間半の練習の間、アレックスがおなかすかないようにまず授乳することに。なので、アレックスを抱っこして車から降りてまず中に入り、
「Lani、先におっぱいあげてくるから」
と伝えて再び車へ。アレックスにあまり飲む気がなかったので、彼をジョセフ君に預けハラウに戻ると
「赤ちゃんはどこ?!」
という言葉が飛んできた。
「あ、ごめん。連れて来る」
とアレックスを迎えに行き、クラスのみんなと初対面~ 寝ていたアレックスはタイミングよくあの新生児スマイルを見せ、それを見たLaniが
「あ、この子、私達が好きなのね。うん、このハラウが好きなんだわ」
って。おなかのなかで十分ハラウに通ってるからねぇ、わかってるのかもね、どこにいるのか

7時になったので、アレックスを再びジョセフ君に預けて、"さぁ、がんばらなきゃ~"と一人気合を入れていたら、突然
「はい、これみんなから」
とクラスメートの一人がランのレイを首にかけてくれた これにはビックリ 続いてLaniが
「Shantia、ケーキもあるから。いつ食べたい?今?それとも後で??」
え??ちょっと状況がわからずに他のダンサーになんとなく助けを求める視線を送っていたら、
「あなたが決めていいのよ。New motherなんだから」
とのこと。...私のケーキなの??
「じゃあ...後で」
「OK。みんながレッスンで疲れた後ね。ちなみにどんなケーキが好き?」
...アメリカの基準で、ってことよね?日本だったらチョコレートかチーズケーキって答えるけど...
「甘すぎないケーキ」
「もしこのケーキが好きじゃなかったらココパフもあるから。ついでのついでにクッキーも用意したから」
だって。...すごい
 
こんな風にしてよく状況がつかめないまま、産後最初のKeolalaulaniのレッスンがスタートした

今日の畑作業

2006年10月05日 | School
水曜日なのでハワイ語のクラスはお決まりの畑作業。
今日は畑につくなり、クムから
「ティーリーフ、大き目のを10枚取ってこい」
と言われ、みんな(といっても4人)でティーリーフが生えているところへ移動して、葉っぱ取り。クムはというと畑の反対側で地上オーブン『ウム』の準備中。
取ったティーリーフの芯を削ぐように言われ、どうやってするのかと見ていたらなんと使うものは!! レイを作るときは芯から葉っぱを外すけど、オーブンで使うときは芯を削ぐだけ。なので、歯で芯に切れ目を入れて、葉っぱを半分に折るとその切れ目から芯が削げる。クムもクラスメート二人も上手に歯で芯を削いでいくんだけど、私とカネオヘから来ているケルシーは失敗... 葉っぱを裂いてしまった。う~ん、新たに学ばねばならない技術が出てきたねぇ。

芯を削いだティは洗って、大きなアルミトレイにきれいに並べた。その上に鶏肉をどさっと乗っけたクム そして次の指令。
「鶏肉を開け」
もちろんで。20枚ほどある鶏モモ肉を3人で開いていっていると、クムが豪快にハワイアン粗塩をバッと振りまいた。塩が掛かった鶏肉に更にティをかぶせ、洗ったウアラ=さつまいもをゴロゴロ(切ってない)5~6個、入れて準備OK。ウムの火の上にはバナナの幹(正しくは葉)を細く切ったものが積まれていて、そこにこのアルミトレイを乗せ、上にバナナの葉を乗せて更に麻で出来たマットをかぶせた。

このウム、アルミトレイと麻のマット以外全部自然のものだよねぇ。使う道具も歯と指と刃渡り50cmの鎌のようなナイフだけだし。すっごくサバイバル料理って感じがしたわ。

この鶏肉とさつまいも、1時間半ほどで出来上がるらしい。つまり私達は料理を手伝っただけど食べれない、と。...一体誰の食事を作らされたんだ??

ウムに食事がセットされたところで次は草取り。黙々と草をとる生徒&クム。畑作業は予習復習がいらない分、楽なんだけど、ほんと雑用が多いよなぁ。

クラスの時間が終って畑から山を降りようとしたら、クムの奥さんが車から出てきて
「マオリブレッド食べない?さっき道端で売ってたから買ってきたの」
とパンをくれた。これがうまい!!5枚切りの食パンくらいの厚さがあるんだけど、ほんのり甘い。これは、小腹が空いたときや朝食にピッタリのパン。クラスメートみんなで絶賛 ポリネシアのパンっておいしいなぁ。タヒチのココナッツブレッドもほんのり甘くてとってもおいしいし、ハワイのモロカイブレッドもおいしいよねぇ。スーパーで買うパンよりずっといい。