ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

臨時☆通訳

2006年10月22日 | Hula/Tahitian
木曜の夕方、初のコンペティションクラスに行く準備をしてジョセフ君を迎えに行っていたらケータイが鳴った ジョセフ君だろうと思って出たら電話の向こうにいたのはアラカイLani。

「どうしたの?」
「Shantia、明日Auntyが"Translate"してほしいって言ってるけど来れそう?」

『Translate』と聞いて頭に浮かんだのは『翻訳』の方。なんせ毎日ハワイ語を訳すことをやってますからね。"何を訳して欲しいんだ?!"と思いつつ
「Translateって何を?」
と聞くと、
「日本人が二人来るんだけど、その"通訳"をして欲しいんだって」
との答え。OKと答えて電話を切った。そしてケータイにメッセージが入ってることに気付いた。午前9時44分、Laniからだった メッセージは
「Shantia、できるだけ早く電話して」
と言っていた。...ごめん、気付かなくて。私のケータイ意味ないからさぁ。

金曜日、クラスを終えてランチを食べアレックスと共にカネオヘへ。ハラウにつくとAuntyと日本人が二人踊っていた。何をするかよくわかっていなかった私にAuntyは
「彼女達が話すとき、1語1句変えずに私に通訳してちょうだい」
という指令を下した。"でもフラ踊ってる分には全然問題なさそうだけど...。何もすることがなかったらどうしよう"と心配する私。
しばらく彼女達が踊ったところで休憩に。そしてそこから『会議』が始まった。なるほど、そのために呼ばれたのね。

日本のハラウを教えているという二人の会話を聞いていると、"日本でフラ教えるのって大変だなぁ"と実感した。教えているフラはハワイの文化なんだけど、ハラウを運営する面では日本文化とDealしないといけないようだ。日本のクムは正にハワイと日本文化に挟まれているような気がした。私は日本人だから彼女達の心配事がよぉくわかる。でもAuntyはその"影の"日本文化まで気付くことはない(ちなみにこの日本文化、決して良いことではない) Auntyは
「出来る限り、助けになるわよ!!なんでも言って」
と二人を助けようとしているが、私から見れば
"う~ん、こればっかりはねぇ...。これは、日本人ダンサー達が踊り以外でもハワイ文化を受け入れて日本文化を捨てないと解決しないだろうなぁ"
と思わざるを得ない。
結構重い内容の会議の通訳だったため、Auntyは会議が終るまで私がAuntyのハラウのダンサーであることを明かさなかった。身内が絡むと正直に話せないことってあるからねぇ。Auntyの心配りですな。ま、日本人二人は気付いてたけどね

1時間の会議の通訳の任務を無事に果たし、せっかくなので隣のWindward Mallへ行く事にした。カレンダー専門店で来年の手帳を探していたら、メリーモナークの壁掛けカレンダーを発見!初めてみたわ、メリーモナークカレンダー。しかも5ドルと安かった。私が毎年買っているフラのカレンダーは12ドルなのに。こういうカレンダーって日本で売ってるのかしら?...欲しい人います?